
聖暦1006年、エルーラン王国。
隣国ヴァンスターと緊張関係で、風雲急を告げる国際情勢の中、とある組織が台頭しつつあった。
組織の名は「王立銃士隊」。円卓の騎士団、赤枝の騎士団に続く第三の組織である。
彼らのほとんどは平民で構成され、ノブレスへのコンプレックスをばねに、マスケット銃の腕前を武器に、大陸史にその名を刻むその日を夢見て訓練に励んでいた。
これは、激動の大陸史にその名を刻む伝説の部隊「王立銃士隊」が初めて歴史の表舞台に姿を現した「王女アンナ誘拐事件」の顛末である
※令和2年12月5日 完結しました。

アコさん:皆さま初めまして。アプリコット・ベルモンです。

バジル:バジルだ。このページは創作サークル「王立銃士隊」がかつて掲載していた「アリアンロッドRPG」リプレイをリメイクした『アリアンロッドリプレイBuleBlood』を公開してゆくぞ。なお、カクヨムでも一部公開している。
アコさん:旧作から構成や登場人物の立ち位置を整理したり、新キャラもちょっとだけ登場します。TRPGをご存じない方でも、騎士物語や政治劇として楽しんで頂ける内容となっています。
バジル:ただ、セッションを行ったのが旧システムで、今システマチックな部分はカットして小説形式に差し替えている。ルールの誤用も多かったしな。
それから、もしTRPGやリプレイが何だか分からない人がいたら、こちらに紹介記事を載せているので、読んでみて欲しい。
アコさん:では、早速行ってみましょう!