エマ:今回は「小説家になろう」「カクヨム」で連載中の『恋愛相談スキルで救う悪役令嬢 ~王子が彼女を連れて行くなと言うが、もう遅い~』を最終話まで読んで頂いている前提のお話となります。ご損はさせませんので、先にそちらをどうぞ。

反省会

シルヴィア:……。

ハル:……。

エマ:そもそもなんだけど、うちの作者は何を思って悪役令嬢と怪獣を戦わせようとしたの?

ハル:例によって作者のはぎわらから言い訳コメントを預かってきてます。

「つい筆が乗っちゃいました。これはこれで行けませんかね?」

 だそうです。

エマ:じゃあ病院へ行きましょう。脳の。

シルヴィア:一応今回も列挙しておくぞ。

1.空が割れて現れるモンスター

2.竜を人為的に改造した「超」竜。全身にミサイルを装備。

3.やられてパラシュートで脱出する精鋭部隊。でも地上に降りて戦闘を継続。

4.「これは烏丸補佐官から預かったもんです」

5.「バカヤロー」

6.「壊れたら新しいのを買ってやる」

7.「銀鮫1号」

8.何故か隊長より目立つ副隊長。

9.トリモチ作戦

 これだけ揃えば役満だな。

エマ:だからシルヴィはどうしてそんなにあの界隈に詳しいの?

シルヴィア:ゴホン! おかしいな。急にのどの調子が……。

ハル:真面目に言い訳すると、ラスボスが弱体化した殿下だと盛り上がらないし展開として悲惨なので、別に「メンテナント」と言う悪役を設定したところ、こんなになっちゃったそうで。

シルヴィア:ああ……(頭を抱える)。

ハル:ただ、作者曰く、「胸を張って読んで頂ける作品でなければ、そもそも発表しない」ということなので、多少はアレな部分はありますが、お話の根底にあるものは汲んであげて下さい。

エマ:難儀な生き方だねぇ。


作品のコンセプトとエトセトラ

エマ:そもそも何で作者は悪役令嬢ものなんて書こうと思ったの? 素直に怪獣もの書けばいいのに。

ハル:それが、既存作品を読んで書いてみたくなったそうで。某書籍化作品で、悪役令嬢のピンチに颯爽と名乗り出て決斗を申し出る主人公がカッコよくて、自分もやってみたいと。

シルヴィア:それで第1話でハルが啖呵を切るところから始めたんだな。

ハル:実は、一番苦労したのはマリウス殿下だそうです。主人公が糾弾するに値する存在で、かつテンプレなダメ男にはしたくないと頭をひねった結果「切り捨てられない事で、一番大事なものを切り捨ててしまっている敵役」と言うアイデアがでてきました。

エマ:本編ではいいところなしのバカ王子が、一番手間をかけて育てられたキャラなのねぇ。

シルヴィア:(複雑そうに)あの展開は、なるべくしてなったと言う事か。

エマ:ねーねー、私は!? 私は!?

ハル:偉丈の相方なら子供っぽいキャラだろうと言う事で、割とすっと出て来たそうです。

エマ:わ・た・し・は・レ・デ・ィって言ってるでしょーが!

ハル:いや、僕に言われましても……。

シルヴィア:この話題は切り上げよう。収拾がつかん。

エマ:まあいいわ。なら、ハル君がショタキャラなのも初期案からなの?

ハル:ショタって言わないでください! 気にしてるんですから!

シルヴィア:気にするな。見た目は関係ない。お前は立派な男だとも!

ハル:シルヴィア……ありがとう。

エマ:あーはいはい。で、どうなの?

ハル:最初は西部劇っぽい世界観で銃で決斗とかも考えたそうなんですが、「脳内物質が魔法の強さとリンクする」「恋愛相談スキルで魔法を強化」と言うアイデアを思い付いた時点で、主人公はなるべく非力な方が良いだろうと言う事で現在の形になりました。


「フィークシン」ってなあに?

エマ:じゃあ最後に。本編に出てくる「パトシン」と「フィークシン」ってどこから出てきた発想なの?

ハル:作中のそのままではありませんが、似たような脳内物質は存在しますよ?

エマ:……マジ?

ハル:ええ、ここでは解説しませんが「セロトニン」「オキシトシン」でググってみて下さい。情報がいっぱい出てきますよ。

シルヴィア:なるほど、これは面白い。

ハル:残念だったのは「パトシン」の設定を生かしきれなかった事ですね。当初の想定は「パトシンで魔法をブーストしてイキッている悪役をフィークシン効果でぶっ散らばる」と言う展開でしたが、マリウス殿下の設定を人間臭くしようとした結果、展開がキャラにそぐわずお蔵入りとなりました。

エマ:殿下は作者まで振り回したのね。

シルヴィア:ところで、今後の展開はどうなるんだ?

ハル:ええと、未定だそうで。作者はもう次回作に向けた資料調べに入っているけれど、また何かやりたい気持ちもある様で。

エマ:またいつものやつね。

シルヴィア:まあ、仕方がない。読者の皆さま、作者次第ではありますが、また次回お会いしましょう。

ハル・エマ:ありがとうございました!

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