王立空軍物語

 竜神の寵愛を受けた世界、「ライズ」。その加護により地球との”門”が開き、異世界間貿易が始まって半世紀が経過した。
 しかし、門の所有権を巡って条約国と連盟国の対立は日に日に悪化し、ついに半島国家クロアで内戦が勃発、地球の兵器を用いての血で血を洗う紛争は激化の一途を辿っていた。
 条約国の新米パイロット、南部隼人少尉は、義勇兵としてクロアの地に降り立つ。
 強力な米ソ戦闘機群を前に、新鋭機〔一式戦闘機隼〕で戦いを挑むが、激戦の中で待っていたのは、敵となった親友との再会と組織間の軋轢、暗躍する秘密組織、そして大空をはばたく喜びを忘れた下士官マヤ・サヴェートニクとの出会い。
 そして彼には秘密があった。彼は令和と呼ばれた未来の地球の記憶を持った転生者で、連盟陣営の転生者を突き止める使命を帯びていたのだ。
 やがて運命の歯車が動き出す。過酷な運命の先にあるのは、滅びなのか?
 それとも希望なのか?
 これは、「蒼空の隼」「セーントの竜殺し」の名で語り継がれる伝説のパイロット南部隼人が経験した、青春と空戦と成長の物語である。

※大戦機を題材にした空戦物ですが、作者はガチの軍オタ程知識はない為、「知識のない方にも飛行機や空戦について分かりやすく解説する戦記物」を目指します。面白さ重視なので意図的に俗説や聞きかじった未確認の知識を採用する事があります。
※史実の人物も多数登場しますが、キャラ造形にはかなり独自のアレンジが入っています。嫌いな人物を意図的に醜悪に書く事はしませんが、抵抗がある方はご注意ください。
※詳しい方からのツッコミも歓迎ですが、訂正や反映はお約束できません。あと、登場する飛行機のチョイスは完全に作者の趣味ですので悪しからず。
※ハーレム展開はありますが、チートや無双は致しません。一杯悩んで、一歩一歩成長して行く主人公を目指します。
※「クロア動乱編」「士官学校編」「蟠竜編」の3部構成です。
※本作は先行公開版です。第1部が終了した時点で、小説投稿サイトで正式版を公開予定です。その為、こちらの先行公開版は予告なく大幅な改稿が行われる可能性があります。


第1部「クロア動乱編」

第1話「願いひとつを胸に」

第2話「竜神と太陽の国」

第3話「とある作家による序説」

第4話「奇妙な新品少尉」

第5話「英雄と助言者」

第6話「南部隼人」

第7話「マヤ・サヴェートニク」

第8話「教育方針」

第9話「助言者と忠犬」

第10話「格納庫にて」


おまけ

・登場人物と世界設定

・番外編「南部隼人の飛行機紹介」