ことは:皆さんこんには。西城寺ことはです。

真

真:助手の宮藤真です。

ことは:今回は、この記事を書いている萩原優の新作小説『王立空軍物語』が公開されるので、それとコラボよ。

真:あー、あの書きますって言っておいて完全放置してた奴か。ようやく手を付けたのね。

ことは:相当難産だったみたいだけどね。向こうも異世界を舞台にした戦記物だから、せっかくだから『真秀ろばの国』との比較をやってみようと思うの。

真:なるほど。面白そうだね。


ライズ世界って……

真:『王立空軍物語』の舞台は、「ライズ」と言う異世界だね。

ことは:そう。50年前に地球との門が開いて、異世界間貿易が盛んな世界よ。現在「方舟戦争」と呼ばれる戦いの真っ最中で、地球の戦闘機や戦車を使って、世界中に戦火を広げているの。そんな中、令和の地球から転生した南部隼人が世界の破滅に抗ってゆくのが本作のお話よ。

真:地球と繋がったのは50年前なんだね。じゃあ、ファーストコンタクトとかはもう済んでるわけだ。

ことは:このライズと、『「真秀ろばの国」導く、異世界新秩序』のエリドゥ世界とは、いくつか共通項があるようね。

真:例えば?

ことは:ざっと挙げただけでも、

1.月が2つある

2.魔法の使用には「マナ」と言う存在が介在する

3.魔法と科学を掛け合わせたテクノロジーの存在

って感じね。そこから導き出される結論は……。

真:結論は?

ことは:エリドゥとライズは、『猿の惑星』的アレコレなオチで、実は同じ世界だったのよ!

真:な、なんだってー!

ことは:ネタバレで申し訳ないんだけど、『王立空軍物語』のラストは、イ●的な超パワーが発動して隼人達がニュータイパーに覚醒し、宇宙を飛翔しながら再生したライズに帰ってゆき、そこで興った新たな文明がエリドゥになるのよ!

真:いや、それは流石に……

ことは:最終バトルは隼人が死んでいった人たちの力を借りてスイカバーアタックを放ち、戦闘機の体当たりで撃破するの。勿論先端にはドリルが取り付けられていて、それを受けた大ボスは「だからドリルは止せと言ったんだ」と言い残し……。

ヴェロニカ

ヴェロニカ:いい加減にしなさい!

ことは:(ちゃぶ台を用意して)ようこそロニーたん。歓迎するわ。なんならアルフォンソさんも呼んだらどうかしら?

ヴェロニカ:なによその台詞? 『王立空軍物語』の本編がやっと公開されると聞いてきてみれば、解説記事でこんな滅茶苦茶言って許されると思ってるの?

真:……言葉もありません。

ヴェロニカ:エリドゥとライズの地図を並べておくから、よく見ておきなさい。

エリドゥ地図(ことは製作)
ライズ地図
真

真:全然違うね。これは同一世界説は無理があるよ。

ことは:いやー、ちょっと勢いで。

ヴェロニカ:暴走にもほどがあるわよ!


エリドゥとライズの魔法

真:じゃあ気を取り直して、エリドゥもライズも魔法文明が盛んなようだけど?

ことは:そうね。魔法文明が絶頂の状態にあるエリドゥと異なり、ライズは機械文明と魔法の棲み分けが済んでいる世界よ。エリドゥの魔法は、地球人とのファーストコンタクトくっころを終えたばかりなので未解析だけど、ライズの魔法はある程度メカニズムが解明されているわ。詳細は趣旨に外れるからまた機会を改めるけど。

ヴェロニカ:興味深いのは魔法を使った機械ね。ライズにも同じようなものがあるけど、ファルカン号のような贅沢な使い方をしたら経費がとんでもないことになるわ。

真

真:と言うと?

ヴェロニカ:ライズで魔法を使えない者が魔法工学で作られた機械を使うなら、「魔晶石」と言う鉱物が必要よ。これが希少品だから、船の動力ならともかく、エアコンなんかに使えないわ。冷蔵庫に関しては、機械式のを使うか氷系の魔法使いを雇ってきた方が安上がりだし。

ことは:エリドゥだと、コンロや水道も魔導化されていて、庶民も共同の炊事場とか浴場とかで恩恵にあずかっているとかいないとか。

真:なるほど、じゃあ、エリドゥの魔法はどうやってるんだろう?

ことは:これは予想の範疇だけど、外気に漂ってるマナを魔法に変換したんじゃないかしら。その機能を代替するのが魔道具ってわけ。真相は作者の紺碧さんが明かしてくれるのを待つしかないけどね。

真:聞いたところだと、エリドゥの魔法の方が便利に感じるけど。

ヴェロニカ

ヴェロニカ:実際そうでしょうね。ただライズは、低級魔法の使い手でも世の中に貢献できる何らかの仕事を得られる社会になっているわ。水を出せれば水屋や風呂屋、土の形を変えられれば土木工事みたいにね。だから「人材を活用する」点において一日の長があるんじゃないかしら。うちの頼りない司令官が抜擢されたのは、そんな理由もあるわね。


エリドゥとライズの宗教

真:エリドゥの神様については、まだ詳細な話は出てないよね?

ことは

ことは:そうね。ただ、「神代」と呼ばれる旧文明の存在が示唆されているわ。わざわざ「神」を付けるんだから、何らかの宗教的要素があるのかも知れないわ。

真:その辺はこれから出てくるのかな?

ことは:紺碧さんによると、エリドゥは多神教で、かなり雑多な宗教文化を持っているようね。

ヴェロニカ:世界の半分が竜神教徒で埋め尽くされたライズとはえらい違いね。もっとも、竜神教も宗派が違うとほとんど別の宗教だけど。

ことは:信徒の多い宗教によくあるパターンね。文化は伝わった地域の気質に合わせてカスタマイズされてゆくのよ。

ヴェロニカ:竜神教については本編の第2話で語られるから、ここでは触れないでおくわ。

真:じゃあ、今回はこんなところかな?

ことは:そう言えばロニーたん、ネズミの国はどうだったの?

ヴェロニカ

ヴェロニカ:別にたいしたことなかったわよ。強いて言えばシン●レラ城ミステ●ーツアーで勇者のメダルが貰えなかったのが悔しかったのと、ホーンテッ●マンションのシートが2人乗りじゃなかったのと、スターツ●ーズの分岐を全部見られなかったのが残念だった程度よ。

真:すごい満喫してるじゃないか! 作中の設定ではアメリカは敵対国な筈なのに(汗)

ことは:さすが純情系バカップル。きっとアルフォンソさんも甘えてくるロニーたんにメロメロだったわね。

ヴェロニカ:妙な解説を入れないで頂戴!


次回に続く?

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