アリアンロッドリプレイ外伝 第2話 「アンナ姫の休日」


■プリプレイ

 

はぎわら(以下GM):では、皆さん。前回の成長を申告してください。

紺碧(以下レオン):実は初期作成時にウォーリアのスキルを一個しか取っていなかった事が判明したので、遅ればせながら《バッシュ》を取りました。それからレベルアップで《インヴィジブルアタック》と《エリクサー》を取得。装備品はハットとマントを購入。防御力が計2点上がりました。それからバックパックを売って、代わりにウェポンケースを買いました。

雅清(以下バジル):ガンマスタリー》と《スロウ》をそれぞれ1レベルずつ取得しました。買い物はバックパックを購入。

シノブ(以下レイ):ガンパード》をレベル2にして攻撃力を11に。あと情報収集の為に《ストリートワイズ》を取得しました。買い物は装身具にマント、そしてバックパックとシーブズツールを購入しました。そのおかげでトラップ解除の達成地が+1になりました。

GM:更に今回は新規参入のPLが居ます。

 

●神水晶

ネタとギャグに生きる局地戦型プレイヤー。

シリアスなロールプレイも出来るくせに、すぐにネタに走る。

GMとしてはそろそろかっこいいロールプレイもやって欲しいのだが……。

しかしながら、頭脳労働は得意で、謎解きなどになるとハイテンションで真相を追い求める。ただし、たまに熱くなりすぎて暴走する所は御愛嬌。

 低いダイス目がコンプレックス。

 

GM:自己紹介をお願いいたします。

神水(以下アオイ):新規で入りますアオイと申します。東方出身で歳は21。男で黒目黒髪です。身長142pで小柄なんですけど、それを生かした戦いが得意です。メインクラスがメイジでサポートクラスがニンジャ。ライフパスは出自が幸運の星、境遇が遺言、運命が旅立ちです。

GM:では今回予告の前に、アオイが他の皆さんと出会うまでをやりましょうか。アオイくん、貴方は東方からの長旅の末、エルーランの王都ログレスにたどり着きます。

アオイ:金が無くなって、王都に着いてから3日間何も食べてません。ふらふらしていて立派な建物があるなと思ったところで倒れます。きっと誰かが拾ってくれる筈(笑)

GM:だれか、拾う人?()

バジル:(手を挙げる)はい! 今日も寮から出勤していて、そろそろ詰所かなぁ、と思ったところで、倒れているのを見つけちゃいます()

アオイ:手を伸ばしながらばたっと倒れている。

GM:わかりやすい行き倒れだなあ(笑)

アオイ:あ、身長142なんで子供と思われるかも。

バジル:おい坊主、大丈夫か?

アオイ:(腹の底から絞り出すような声で)食べ物を……(笑)

バジル:何だ行き倒れか? 仕方ないな、連れて入るか。アコさんに何か作ってもらおう。

GM:まあ、行き倒れとあってはアコさんもうるさい事は言わないんじゃないでしょうか?「おはようございますバジルさん。どうかしたんですか?」

バジル:おはようアコさん。実は行き倒れみたいなんだ。悪いけど何か食べ物があったら食べさせてやって欲しいんだ。

GM:「まあそれは大変!」例によって昨日のシチューが余っているので、それを持ってきてくれます。「急に食べると胃に負担が掛かりますから、ゆっくり食べてくださいね」

アオイ:シチューの匂いをかいだ瞬間、がばっと飛び起きてガツガツ食い始めます。

バジル:ああっ、人の話聞いてない(笑)

アオイ:(立ち直って)助かりました。

バジル:早ッ!

アオイ:道中何度か倒れているので慣れています(笑)

バジル:坊主、名前は? 俺はここの銃士隊にいるバジルと言う者だが。

アオイ:銃士隊?

バジル:まあ、王都の平和を守っている組織だよ。

アオイ:はあ、立派なんですねぇ。あんまり良く分かってない感じで(笑)

GM:ここから入隊までどうこぎつけるべきだろうか(苦笑)

バジル:見たところ旅の者かなにかなんだろうから。行き倒れって事は何処にも当ては無いのか?

アオイ:ええ、ずっと旅をしてきたんですが、もう何も無いんです。過去も捨てました。あ、そういえば名前を名乗っていませんでした。アオイと申します。

バジル:アオイか。変わった名前だな。

アオイ:そういえば、こちらの方には無い名前でしたね。はっはっは。

バジル:こちら?

GM:何だか怪しさ全開だな(笑)

アオイ:いや、世間知らずなんで。というか今まで街なんか寄らずにずっと野宿でここまで来ましたから、初めての街ですから。

レオン:おいおい(流石にねーよ!と言う顔で)。

アオイ:しかしここは大きな街ですね。

バジル:そりゃあ、この国の王都だからな。迷う奴も結構居る。

アオイ:長く旅してきたんですけど、こんないい所は無いですね。

GM:「するとこの街で仕事でも見つけるんですか?」と、アコさんが。

アオイ:職を探しているうちに路銀が尽きまして。

GM:「あなたは何が出来るんですか?」

アオイ:一応こう見えてもメイジなので魔法は使えます。

GM:(やっと話が繋がった!)「そういうことであれば。隊員募集の張り紙が出ていますよ」

バジル:そうだなあ。うちは銃を撃てる奴はたくさん居るが、魔法使いは少ないからな。常時募集中だ。ところで坊主歳いくつだ?

アオイ:21です。

バジル:は?

GM:「まあ!」アコさんも持ってきたお盆をぽとりと落とします()

バジル:お前さん、フィルボルか何かか?

アオイ:いえ、れっきとしたヒューリンですが?

バジル:……ま、まあ、うちも人手が足りなくてな。もしやる気があるんならばテストを受けてみる事も出来るんだが。どうだ?

アオイ:とりあえず募集要項を読んでみましょう。

GM:ではこう書いてあります。寮、三食付き。

アオイ:受けます! 受けさせてください!

レイ:即断しますね()

 

 

 

GM:オーバン隊長は例の調子で「いいよ、やってみれば?」とのことです(笑)。試験は錬兵場で行いますよ。試験官は隊長と副官のグレース女史。

レオン:錬兵場はきっと、王都郊外の河原かなんかを利用しているに違いない(笑)

GM:なにぶん予算が無いもので(笑)。錬兵場に着くと巨大な檻が運ばれてきて、中から馬鹿でかい狼の群(モブ)が出てきます。

アオイ:では腰につけた忍者刀を構えつつ、狼たちを睨みつけます。

GM:「入隊テストはシンプルだから。実戦形式で実力を見せてもらうよ」と隊長が言います。ところでレオンとレイは?

レイ:私は射撃場で銃を撃っています。

レオン:俺は聞きつけて見に来よう。

GM:では、戦闘ターンを開始します。

 

 

 

GM:アオイの行動値は8でしたね。こちらは6ですのでそっちが先に動けますよ。

アオイ:では容赦無しで魔法を撃ち込みます。《ヴァイオレントウィンド》(ダイスを振る)13!

GM:こちらは回避判定は9。もうちょっと強いエネミー用意しとくんだったかな?

アオイ:ダメージは……うわ、腐った! 8です。

GM:でも7点通りました。モブなんで10匹くらいいる内の2〜3匹が風魔法で薙ぎ倒されます。では代わってこちらの番ですね。接近して牙で攻撃。(ダイスを振る)……ファンブル!(笑)

バジル:かわした様子を見て、やるなあと言おう。

アオイ:次は忍者刀で斬ります。命中判定は11。

GM:……こっちは12です。

アオイ:あれ? やっぱり空腹の感覚が抜けてないんだ。

GM:腹のせいにしない()。こっちの攻撃行きますよ? ……目が走った、14!

アオイ:……こっちの回避は8。

GM:ダメージは12点。

アオイ:8点抜けます。痛い痛い!

GM:あれ? おかしいな? こんな弱いエネミーに。

アオイ:この至近距離で今度こそ魔法を撃ち込んで仕留めます。……おお! 18!

GM:……ダメージを下さい。

アオイ:12点!

GM:こいつらはもう虫の息ですね。演出上はあと1匹のみってとこですが。しかし最後の反撃をしますよ(ダイスを振る)……ピンゾロ!(一同笑)おかしいぞ僕の出目(笑)

アオイ:ではそんな狼に攻撃します。忍者刀を構えて。止めじゃ!……12。

GM:こちらも回避の出目が12。双方の達成値が同じ場合、対応側優先なので回避しました。

アオイ:ありゃ? 忍者刀やっぱ駄目かな?

GM:ではこちらの番。(ころころ)あ、低い。命中は7。

アオイ:……14で回避。反撃ですが、やっぱり魔法を使います。(ダイスを振る)14。

GM:こっちは13なので命中。やっつけちゃって下さい。

アオイ:ダメージいきます。……9点!

GM:倒れました

アオイ:とても疲れました。って言うか、忍者刀の攻撃みんな外すとは。

GM:「では実技の方は合格のようですね」とグレース副官。

アオイ:ありがとうございます。ぺこっとお辞儀しましょう。

レオン:とりあえず個人技としては使えそうですね。

バジル:そうだな。ニンジャの技と言うのを俺は初めて見たよ。

レオン:我々にとってもメイジが増えるのはありがたい。残る問題は小隊を組んだ時の連携が出来るかどうかだな。

 

 

 

GM:面接と学科ですけど。オーバン隊長が「じゃ、グレース君。任せたよ」(一同笑)。胃の辺りを押さえたグレース副官から「どうぞこちらへ」と、詰所の一角へ通されます。ここで一通りの学科と面接を受けてもらいます。

アオイ:まあそんな難しい問題は出ないでしょう。

GM:問。上司に不満を感じたら貴方はどうしますか? BYグレース(笑)

一同:(爆笑)

アオイ:そんなネタを振られたら、オー人事しちゃうじゃないですか(笑)

GM:まあ、冗談は程々にして。「バジル、彼が合格したら仮配属で貴方の隊に任せようと思うのだけれど。面接には貴方も同席してくれないかしら?」

バジル:ええ、いいですよ。と答えつつも頭の中では、何をやったらいいんだろうとパニックに。

レオン:小隊長の肩を叩こう。我々も通った道じゃないですか。

バジル:そうだった。あの時を思い出せばいいんだ。あたふた(←やっぱり緊張している)

 

 

 

GM:まあそんなこんなで、貴方はエルーラン王国王立銃士隊に見事仮入隊を果たしてバジル小隊に配属されます。

アオイ:ところで聞いていいですか?

GM:なんでしょう?

アオイ:エルーラン王国って何?(笑)

一同:こらこらこら!(笑)

 

 

 

バジル:と、いうわけで小隊のメンバーを紹介しよう。レイは今何処にいる?

レイ:私は射撃場で銃を撃(以下略)

GM:協調性ねぇ(笑)

バジル:呼んで来よう。今日からウチの隊に新人が入る事になった。

アオイ:今日からお世話になりますアオイと申します。と言って頭を下げます。身長低いのでめっちゃ見上げてます(笑)

レイ:レイです。入隊試験を突破してくるとは。優秀なんですね。

アオイ:いえ、まぐれですまぐれ。

レオン:レオンです。はじめまして。先程の実技試験は見せてもらいましたよ。

アオイ:お恥ずかしいものを。何しろ忍者刀が一発も当たってないもので(笑)

レオン:一緒に働くのが楽しみです。宜しく。

バジル:アオイはエルーランが初めてみたいなので、巡回がてらログレスを案内しようと思う。

アオイ:分かりました。ついて行きます。

バジル:ではGMよろしく(笑)

GM:はいはいそんな事だろうと思いましたよ(笑)。エルーランの首都ログレスは円形の都市です。台風の目に当たる部分が王城や貴族達の屋敷、官庁街がある本丸です。

その周囲の部分が皆さんが守護すべきログレス市街になります。南側から時計回りに紹介します。まず北の部分。月光通りという繁華街が広がっています。今で言う新宿歌舞伎町みたいな感じです。住宅街を挟みまして北にはログレス大学のキャンパスがあります。

アオイ:見上げてるとだんだん首が痛くなる感じですね。

GM:東には冒険者通りといって冒険者の為の施設があります。ファンタジーに良く見かける「宿屋件飲み屋」ってところもこの辺に多くあります。銃士達がよく飲みに行く「影の月亭」という店もここにありますね。

レイ:私もよくここには飲みに行きます。

GM:西の部分は畑が広がっています。中央部ですが、王城には入れませんがそれ以外を案内すると、レンガ造りの貴族の私邸や官庁が並んでいまして、その中には銃士隊のライバル、赤枝の騎士団の本拠地、赤枝の館があります。銃士隊の詰所と比べると涙が出てくるような立派さです。

バジル:相変らずだなぁ、いいなあ。

アオイ:俺からすると全部が立派だから区別がついていないです(笑)

GM:以上、私GMのログレス講座でした。

バジル:と、いうわけだ(笑)

アオイ:結構道が覚えやすいですね。

バジル:それぞれ特徴があるから警邏の時にはそれを把握しておくとやりやすい。

アオイ:分かりました。一つ一つ確認して頷きながら歩きます。

レオン:ところで警邏をやっていて何か事件に遭遇する?

GM:いや、まだ今回予告も読んでいないのにそんなもの起こる筈がありません(笑)

バジル:今日は平和だな(笑)

GM:笑顔でそんな言葉を交わしたのが数日前。まさかあんな事件が起こるとは……。といったところで今回予告に入りたいと思います。

 

 

 

■オープニングフェイズ01

 

GM:では今回予告行きます。

 

「見事人身売買組織を摘発した若き銃士達。次に彼らを待っているのはエルーラン王家を揺るがす大事件であった。宮廷に潜む闇とは? 迫り来る戦争の足跡とは? アリアンロッド外伝 『アンナ姫の休日』――キミにも青い血が流れている」

 

GM:というわけで皆さん、日常を申告して頂きたいと思います。

レイ:毎日訓練。夜は酒場。銃の手入れは怠らない。

レオン:何かレイがハードボイルドになっていく(笑)

バジル:俺は寮の方で料理当番をやっている。うーん、この焼き加減は最高だ。これは是非みんなに食べてもらわねば。特にアコさんに……。

GM:アコさんが言います。「すみません。私これから任務で外出するので」

バジル:そ、そうか(しょんぼり)

GM:レオンは?

レオン:巡察の最中に買ったり貰ったりしたものを持って、少年銃士隊のところへ行きましょうか。

GM:「早く活躍したいんだ! 事件はまだ起きないの?」とか聞いてきますけど。

レオン:っていうか事件の種を拾うのは君達にも任せられてるんだからね(笑)

GM:「ようし、頑張るぞー!」士気は十分って感じですね。

アオイ:私は地図片手に街を覚えています。ここがこうで、なるほどね。とか言ってト書きしながら。

GM:皆さんそれぞれ過ごしていると。ではある日の事。いつも通り皆さんが詰所へ出勤して談笑していますと、10代半ばくらいのヒューリンの女の子がやって来て言います。「ここが銃士隊の詰所ね。そこの貴方達。案内して頂戴。」

バジル:案内って……失礼ですがどのような御用ですか? って接客モードで尋ねる。

GM:何ですか、接客モードって?()。まあいいや、そう聞かれて女の子は胸を張って言いますよ。「とりあえず銃士隊の裏側を全部見たいわ!」

バジル:裏側ねぇ……、ぽりぽり頭をかきながらどう対応しようか考えてる。

アオイ:そんなバジル小隊長を見ながら心で応援しよう。頑張ってください♪(笑)

バジル:ヒドイ(笑)

レイ:あなたは何処の子? 何処から来たの? と問いかけます。

GM:「私? 私はね……」と、その女の子が答えようとしたところでオーバン隊長がやって来てその子に声を掛けますよ。「姫、困ります。勝手に歩き回られては」と言います。

一同:姫!?

GM:それからみなさんを見るとニヤリと笑って。「ああ、丁度いいところに居てくれたね。ちょっと隊長室まで来てくれるかな?」面倒事を押し付けるモードに入ってます(笑)

レオン:いつもながらオーバン隊長があんな顔をする時はろくな事が無いんだ。もう諦めてるが(苦笑)

GM:隊長室に行きますと。皆さんのボスにして銃士隊のスポンサーであるところの王弟ケストナー卿がソファに座っています。

バジル:こいつが姫? って感じで半信半疑だったけど、ケストナー卿を見て態度をびしっとします。

アオイ:態度をびしっとしながらもなんだかよく分かっていない私です(笑)

GM:ケストナー卿ですが、レイをみてくわっと目を見開きます。

レイ:

GM:「君!」

レイ:私?

GM:「そうだ君だ!」

レイ:な、なんでしょう?

GM:「この後時間は空いているかな?」(一同爆笑)

バジル:ナ、ナンパですか?

レイ:、私はその、貴方のような身分の高いとは……。

GM:「いいや! そんな事は関係ないさ! さあ、一緒に食事に行こうではないか!」

レイ:し、しかし……。

GM:「ごほん!」グレース副官の咳払いでケストナー卿も我に帰りますよ。(いきなり真面目になって)「実は君達に頼みたい事があってね」

バジル:はあ、頼みたい事とは?

GM:今ここにいる少女ですけど、紛れも無くエルーラン王女にして王位継承権第一位であるアンナ姫です。

アオイ:あらま。

バジル:やっぱり本当だったのか。

GM:王女は前回の銃士隊の活躍を聞き、是非ともお忍びで見学したいと希望しまして、ケストナーもそれを承諾しました。前回の功労者である皆さんに案内役を頼みたいと言う事です。

バジル:案内といっても……。

レオン:具体的には何をすれば宜しいのですか?

GM:いつもの仕事について回らせれば本人も気が済むと思うので、ということです。

バジル:ああ、なるほど。

レイ:では自分がそばにいましょう。

レオン:我々の任務は案内兼護衛というわけですね。

GM:「君達の活躍は聞いている。アンナを任せるには適任だろう。姪が無礼を働いたら遠慮なく叱り飛ばしてやってくれ給え。それと……(レイに向き直って)食事の事は真剣に考えてくれ給え」(一同笑)

レイ:か、考えておきます(笑)

レオン:ではバジル隊長に言おう。あんなレイを見るのは初めてですね(笑)

バジル:あ、ああ、そうだな。

レオン:あのレイにそんな態度を取らせるってところでケストナー卿に対する評価が上が

ってくるな(笑)

GM:ちなみにアンナ姫ですが、公式設定だとしょっちゅう城から抜け出して街へ繰り出すのを趣味としているそうです。ぶっちゃけた話、ケストナー卿が今回の見学を許したのは、どうせ許可しなくても勝手に抜け出してやろうとするだろうということで、それなら始めからお目付け役をくっつけておいた方がいいだろうと。

アオイ:つまり、厄介事を押し付けられたと。

GM:その通り(笑)

バジル:まあ、確かに行き届いた配慮には違いない。

GM:オーバン隊長も「あー、そういうわけだから、頼んだよ」って(笑)

バジル:こちらとしても断るわけにはいかないよなぁ。承知いたしました。レイ、こういうとき同じ女性のお前が頼りだ。頼んだぞ。

レイ:了解しました!

GM:「私との食事も頼んだぞ」(笑)

レイ:そ、それは……(汗)

アオイ:強いなこの人(笑)

GM:レイが出て行こうとすると今度はグレース副官に「ところで君、この後……(以下略)」(笑)

レオン:小隊長、アコさんがいなくて良かったですね。

バジル:う、あ……、まあな。あの位積極的な方がいいのか。俺も頑張ろう(笑)

 

 

 

バジル:とりあえず任務任務。

レオン:今姫はどんな格好してます?

GM:ちょっとよさげな私服みたいな感じですかね。街を歩いても不自然では無いですが、良く見るとかなりいい服です。

アオイ:やっぱりアンナ姫の方が身長高そうだな。小隊長の陰に隠れて言おう。どうします?

バジル:銃士隊の隊服でも着てもらうか。

レオン:我々の隊に同行していただくならその方がいいでしょう。

バジル:レオンの言うとおりだ。そういう訳で(アンナに向き直って)……姫様と呼ぶわけにはいかないし何と呼ぼう?

GM:「アンナって呼んでくれて構わないわ」

バジル:ではアンナ、今日は銃士見習いとしてわれわれに同行してもらうことにする。

GM:「いよいよ警邏に出るのね!」

バジル:レイ、更衣室を案内してやってくれ。

レイ:分かりました。特に気をつけていきます。何かあっては大変なので。

 

 

 

GM:それではアンナを連れて警邏に出ます。が、道中アンナのはしゃぎっぷりが半端無いです。娼館を指差して「ねえ、あれは何?」

バジル:あ、あれは……。

アオイ:なんでしょう? 教えてください小隊長(笑)

バジル:そうだな。どうしよう。ごにょごにょ。

レオン:(苦笑しつつ)あれは大人がお酒を飲んで愉しく過ごすところですよ。

GM:「それはいいわ! 是非私達も見回らないと!」多分、「愉しい」と「楽しい」の違いが判ってないんでしょうね()

レオン:うーん、アンナにはまだちょっと早いかな。(CMのお父さん風に)「お前にはまだ早い!」って感じ?(笑)

GM:アンナは少しだけ不満そうな顔をしますが、納得してくれます。しかしそれから十分もしないうちに「ねえねえ、マスケット銃って重いの? ちょっと持たせてよ!」

バジル:しょうがないなあ。

レオン:どうぞ、持ってみてください。弾はちゃんと抜いてあるので。

GM:「これは重いわね。今度射撃訓練も参加させてもらおうかしら」

レイ:姫にはキャリバーの方がお似合いですよ。

バジル・レオン:こらこら!

GM:「こっちは軽いわね。でもレイしか撃てないんでしょう?」

レイ:技術がいりますから。

GM:「あーあ、私も王家の生まれじゃなかったら銃士隊に入隊したのになぁ」

レイ:銃士隊も厳しいですよ、姫。

レオン:姫って言っちゃだめだろう()

レイ:あ、そうか。

レオン:しかし偶然とは思うがタイミングが良かったんだろう。

バジル:タイミング?

レオン:ちょうど今アオイって言う見習いが一人居るところで、そこに姫様も同じく見習いと言う格好にして一緒に連れ回しても周囲からは違和感ないでしょうからね。

バジル:確かになぁ。

レオン:それに前回の事件が姫様の耳にまで届いたのは喜ぶべき事だと思いますよ。その辺りのタイミングを見逃さない辺り、ウチの隊長もケストナー卿も頼もしい御仁ではありますけどね。

GM:揃って切れ者ではあります。でも日常では二人とも困ったちゃんなんですよね(笑)

バジル:ふたりとも癖があるよな。

レオン:切れ者なんてそんなものですよ。

GM:いや、あんたが言うな(笑)

 

 

 

■オープニングフェイズ02

 

GM:さて、まあそんな感じで警邏は滞りなく進む……わけはないですよね(笑)

バジル:そうじゃないとプレイヤーとしても困る(笑)

GM:「うわー強盗だ!」「銃士さん! 捕まえてくれ!」

バジル:む、強盗か!

GM:強盗は人質の少年を盾に民家に立て篭もっております。どうやら赤枝の騎士団に追い立てられて逃げ込んだらしいです。

レオン:あらら、最悪だ。

GM:アンナは「事件が起きてるのね!」と若干はしゃいでおります。

アオイ:まあまあ落ち着いて。

GM:強盗いわく「逃走用の馬を持って来い。さもないとこのガキを殺すぞ」と言っております。

バジル:うーん。

レイ:何とか狙撃できないものでしょうか?

GM:するとエトワールがやって来てます。「おお、お前達も来たか」

レイ:エトワールさん!

GM:「どうやら部下が手柄を焦って犯人を確保し損ねたらしい。私の責任だ。賊は2名、人質の少年は1人……ところでそちらの少年と少女は誰だ? 新入隊員か?」

レイ:実はケストナー卿が……。

バジル:わーわーわー(汗)

レオン:は喋るな笑)

バジル:そう、二人ともまだ見習いなんだ。こっちがアオイ、こっちがアンナだ」

GM:ほう、アンナとはいい名前だな。ん……? アンナ?

レオン:バジル隊長の後ろから目で訴える。お察し下さいお察し下さい!(笑)

GM:では何かを読み取ったらしい(笑)。それ以上は聞かず頷いて言って来ます。「ここは恥を忍んで共同作戦を依頼したい。お前達に何かいいアイデアはあるか?」

レオン:そういう風に言っていただく必要は無い。人々の平穏を守りたいと言う想いはこちらも同じ。もちろん喜んで協力させていただきますよ。

GM:「ありがとう。礼を言う」ところで強盗なんですけど、また困った事を言い出します。「腹が減った。何か食べるものを持って来い」皆さんを嘗め回すように見て、一番弱そうなアンナに対して「そうだな、そこの見習い銃士、お前が持って来い!」

アオイ:あれ、アンナが一番よわっちそうに見えるのかな?

GM:だって実際か弱い女の子ですから。アンナは「え、私! どうして!? ねえ、どうしよう?」と思いっきり戸惑っています。

バジル:食料を調達してくるからちょっと待ってろ。と言って時間を稼ごう。さてどうしようか?

アオイ:俺が代わりに行けばいいんでしょうけど。見た目子供で弱そうだから。でもアンナを指名されちゃってるから、今更代わるのは無理でしょうか

GM:アンナはしばらく人質の少年を見つめていましたが、やがて言います。「私行くわ! 私があの二人の目を引きつかるからその間にあの子を助けてあげて!」

レイ:しかし……。

レオン:ありがたい申し出です。ですよね小隊長?

バジル:アンナは言ったよな。裏側まで知りたいって。その覚悟買った。

レオン:それでは小隊長はここに居てもらいましょう。《プロテクション》でアンナと人質をカバーできるのは小隊長だけですからね。

バジル:まあ、そうだな。

レオン:窓から忍び寄ってもらうのはレイが確定として……。

アオイ:行動値は俺が早いです。

レオン:そうだな。アオイにいってもらうか。

GM:では全員目標値10の知力判定。

アオイ:11です。

レオン:12!

バジル:……11。

レイ:知力は低いんですよね……9。

GM:成功した人は気付きました。あのくらいの装備を持っている奴だったら、行動値は2ぐらいじゃないかと思います。

バジル:決して高くはないな。

GM:その代わり2の行動順来てしまうと子供に危害が及ぶ可能性があります。

レオン:その上アンナを人質に取られるような事がもしあれば目も当てられない。

GM:配置を説明しますと。強盗二人と少年が同じエンゲージに居ます。立て篭もっているのは二階の一室。突入口は下からの階段と、表側裏側にそれぞれある窓ですね。

アオイ:なら俺が正面の窓から魔法で狙撃しますよ。

レオン:待てよ、どうせ打ち込むなら全体魔法を打ち込んでもらったらどうだろう。ただし、人質の子供にだけは《プロテクション》をかけて貰えばいい。

GM:かなり強引ですけど、有効な戦ですね。

レオン:その後、行動を遅らせたレイに突入してもらう。最後私が後詰に入ろう。

バジル:ここはタイミングが命だな。

レオン:やるなら1ターンで賊が動く前に仕留めないとな。

GM:実はこのゲーム都合のいいルールがありまして、「止めを刺す」と宣言しない限り敵を殺す事は出来ません。つまり、たとえ少年に魔法が直撃しても昏倒するだけで殺す事はないです。

アオイ:では頑張って一撃で仕留めますか。

レオン:アンナにせっかくだから一芝居打ってもらおう。バスケットを抱えたまま入り口で足を止めて、ここまで取りに来てよと交渉してもらう。どうせ持って来いって言われるのは判っているけどそこで注意を引き付けたところで攻撃。(アンナに)姫様お願いします。貴方の勇気が頼りです。

GM:「わかったわ」と神妙な面持ちで答えます。

 

 

 

GM:行動順はレイ、アオイ、レオン、バジル、強盗A、強盗Bです。戦闘ターン開始します。

レイ:私は予定通り行動を遅らせます。

アオイ:では自分から。撃ちます。《バーストブレイク》! 出目は……13!

GM:では回避ですが……強盗A、命中! ……子供、命中! ……強盗B、回避!

アオイ:フェイトを使って振りなおします。更にフェイトで1D6増やして(ころころ)17!

GM:全員命中しました。ダメージを下さい。

アオイ:(ころころ)強盗Aに18、Bに10、子供に8

GM:Aは倒れました。Bはギリギリ生きています。子供ですがこれも死……。

バジル:いやいやいや《プロテクション》しますよ! フェイトで1D6追加して(ころころ)お、ぴったり8!

GM:では少年は無傷です。

レイ:ここで行動を遅らせていた私が突入します。キャリバーでBを攻撃します!(ころころ)21

GM:命中!

レイ:ダメージは……。

GM:聞くまでも無いです。こいつのHPは残り1しかないんだから。

アオイ:いやあ、何とかなったな。よかったよかった。

レオン:最後に少年を抱起こそう。大丈夫だったか?

GM:「はい、ありがとうございます」

バジル:アンナに言います。ありがとう。おわったよ。

GM:「あの子は助かったのね? よかったぁ……」といってへなへなと崩れ落ちてしまいます。

レイ:おてんばとは言え怖かったんですね。

レオン:捕まえた犯人ですが、赤枝の騎士団に引き渡しちゃうのがいいかな?

GM:ではエトワールが「ありがとう。協力感謝する」とお礼を言います。アオイとアンナにも「お前達もきっといい銃士になれるよ」

 

 

 

GM:帰り道にアンナはポツリポツリと話し出します。「私ね。みんなが、貴方達が事件を解決するのを話していることをまるでお芝居を見に行くに行くみたい考えていたわ。みんなは真剣にあの子を助けてあげようとしてたのにね。でも、私が犯人に指名されて分かったの。これは人の命がかかっているんだって。わたしも自分の出来る事をやらなきゃね。いつも嫌だった宮廷のお勉強だけど。ああいう子を助ける為に必要なら、もうちょっとだけ頑張ってみようと思うの」

バジル:……そうだな。

GM:「一つお願いがあるの。私のお友達になってくれないかしら」

レオン:貴方も真剣だったじゃないですか。そんな貴方ならこちらこそ喜んでお願いしたいくらいですよ。

レイ:お友達になりましょう。

GM:「ありがとう」アンナはそういって。迎えに来た侍従達に連れられて城へと帰ってゆきました。

レオン:ちょっと待った。侍従さん達には待ってもらえないかな? 我々にできる事なんて高が知れてるけど、せっかくだからご飯食べていってもらおうよ。

バジル:それはいいアイデアだ。

GM:「私シチュー大好きなの!」今日も今日とて夕食はシチューですけど。料理担当はアコさんにしましょうか。きっとビビリますよ。「まさか私の料理を姫様に食べていただくなんて」

バジル:普通通りでいいと思うけどなあ。じゃあ、俺はサラダでも作ろうかな♪ 実は俺料理好き。

GM:「バジルさんの性格が羨ましいわ」

バジル:そうかなあ。アンナは話しやすい奴だったぜ?

アオイ:普通に子供のように飯が出来るのを待ってます。

レイ:右に同じ。

レオン:じゃあアンナに言おう。今日の料理当番はウチの隊でも名人の一人の彼女なんですよ。

GM:「は、初めまして」とアコさんはカクカクと硬い動きで自己紹介します。

バジル:はい前菜お待ち! どーんと皿を置きます。このソースは特製なんだと薀蓄を始めます。

GM:もう小料理屋でも開いたらどうですか(笑)

レオン:(バジルに)君の引退後のビジョンが見えた気がするよ()。じゃあ料理の出来上がりを待っている間に詰所の当番少年銃士に小遣いをあげて、街のスイーツショップまでデザートを買いに走ってもらおうか。

GM:さすが軍師レオン。それは姫様大喜びですよ。

レオン:いや、今回は本当に頑張ってくれたから。素直に感謝の気持ちですよ

GM:「ありがとう。私にはお城の料理はお上品すぎて。こういう料理の方が好きだわ」

バジル:それは期待に応えないと。おっと鍋が焦げる。

GM:鍋? 何時の間に?

バジル:あ、いや、アコさんからちょっと鍋を見るように頼まれて。

GM:そのまま仕事を取っちゃったわけですね(笑) アコさんむっとしてますよ。

バジル:えーと、ついなんだつい。俺料理の事になると体が勝手に(しょんぼり)

アオイ:またですか小隊長。配属されて数日でもう慣れっこになってしまいました(笑)

GM:そんな感じで宴の夜は過ぎていきます。

アオイ:勿論遅くなるまでにはお返ししますよ。

レオン:ちゃんと王城までは護衛していこう。

 

 

 

GM:それから数日後。アオイは見事仮配属が終わり正式な銃士と認められます。

アオイ:おお!

GM:先日のアンナ姫の件と合わせて、オーバン隊長がささやかな酒宴を開いてくれますよ。

アオイ:酒だ酒だ。

レイ:お酒……。

GM:「アオイ君の正式な入隊と、後厄介事が過ぎ去って」といったところでグレース副官の咳払いが入ります(笑)。「じゃなくて、姫の見学が無事済んで、おめでとう。カンパーイ」

一同:カンパーイ!

アオイ:この国の酒は初めてだ。旨い。

レオン:このエルーラン王国はワインの産地としても有名なのですよ。

GM:宴会には他の銃士もどんどん加わってきます。例の三人組も

「しかし、次期国王に気に入られるとは、銃士隊の未来も明るいんじゃないか?」

「そういう不純な動機は直ぐ見透かされますよ」

「公務にまるでやる気を見せない現国王に失望している僕としては次期国王に期待したいね」

とか何とか、また勝手な事を議論していますね。

バジル:おやおや。

GM:「それではもう一度、新しい仲間と銃士隊の前途を祝して、カンパーイ」

一同:カンパ……。

GM:その時ばたんと扉が開いて。「大変だ! アンナ姫が攫われたっ!」

一同:なっ、なんだってぇー!!(MMR風に/笑)

GM:伝令の銃士が持ってきた情報は以下の通り。今日、姫は神殿からの依頼で冒険者通りを視察に行っていました。護衛をしているのは侍従達ですが、その侍従達が傷を負って銀嶺城に運び込まれてきました。その中に姫は居なかったとの事です。

バジル:なるほど。

GM:ケストナー卿はこの事態を受けて銃士隊を銀嶺城へ召集しました。

アオイ:お城なんか初めて入りますね。

GM:オーバン隊長もいつになく真面目ですよ。「バジル隊。君たちは先行して侍従達の話を聞いてきてくれ。容態は安定しているようだ」

一同:了解しました。

 

 

 

 

■ミドルフェイズ01

 

GM:侍従達は皆大小の傷を負っていますね。

バジル:銃士隊の者だが大丈夫か?

GM:「自分達がついていながら、姫様にも陛下にも申しわけない」

バジル:いや、命があっただけでもまだありがたい。現場の状況はどんなものだったんだ?

GM:彼らの語るところによりますと、突然数名の精鋭に襲撃を受けて、抵抗したものの歯が立たず、姫を連れ去られてしまったそうです。

バジル:そいつらは何人居たんだ?

GM:5人だそうです。

バジル:襲われた場所は?

GM:街路の一角ですね。目撃者も居ます。

バジル:相手の特徴は?

GM:5人の体格とかは大雑把に教えてくれます。

アオイ:そこは予定の行程で通る場所ですか?

GM:予定通りですね。

レオン:という事はそれを知っている人間、つまり内部を疑った方がいいのかもしれない。

バジル:その他、何か手掛かりは無いか?

GM:「それが……」と言いかけたところにエトワールがやって来ます。「お前達、やはり来ていたか。少し話したい事がある」

バジル:なんでしょう?

アオイ:(侍従達をちらりと見て)とりあえず廊下に出ましょうか。

GM:そうですね。ではいったん廊下に出るとエトワールは周囲を見回して言います。「実は、現場にヴァンスター騎士団の紋章が残されていたそうだ」

レオン:なに?

アオイ:ヴァンスターって、今エルーランと一触即発状態の神聖ヴァンスター帝国ですか?

GM:まさしくそのヴァンスターです。「まずい事にそれで王国の主戦派が一気に躍進したらしい。姫様を奪還すると言う大義名分をもっての対ヴァンスター帝国の開戦は時間の問題だ」

レオン:うーん、なんか出来すぎてない?

バジル:俺もそう思います。

レイ:ヴァンスターの仕業に見せかけて……。

GM:「気付いたか。さすがだな。この事件、ヴァンスターが主犯だとすると、おかしなことが多くないか? わざわざ証拠を残すのがまず変だ。襲われた侍従も全て生きて帰ってきている。私の立場でこれ以上言うわけにはいかないが。誰かがヴァンスターとエルーランを……後は分かるな?」

バジル:うん。

GM:「赤枝の騎士の殆どは開戦準備に追われて動けない。今回は私とお前達銃士隊だけで動く事になりそうだ。何か分かったら伝える。よろしく頼む」

レオン:こちらこそよろしく。目指すところは姫様の救出だ。

バジル:とりあえず銃士隊に合流してさっきの事を報告しないと。

 

 

 

GM:では銃士隊は講堂に集められています。いつになくケストナー卿も沈痛な表情で皆さんを出迎えます。「君達には迷惑をかけた。あの見学以来姪は公務に積極的になった。それがこんなことに繋がるとは……」

バジル:まあ、起こってしまった事は仕方ないです。最悪の事態を回避する為に動きましょう。

GM:ケストナー卿は頷くと言います。「ヴァンスターとはいずれ雌雄を決しなければならない日が来るかもしれない。しかし、為政者として戦争は極力避けるべしというのが私の信念だ。ましてこんな謀略に乗せられる形で戦端を開くわけにはいかない。だが、主戦派のベアトリス枢機卿らの勢いは強い。押し切られるのも時間の問題だ。

オーバン君。そして銃士隊の諸君。明朝までだ。それまで私の全派閥を上げて開戦を食い止める。その間に何とか姫を救出し、犯人の正体を突き止めてくれたまえ」

一同:了解いたしました!

GM:オーバン隊長の号令が下ります。「これより、総力を持ってアンナ姫救出に向かう 王立銃士隊、全員出動!」

一同:おう!

GM:そうして銃士たちは夜の街に消えていきます。

 

 

■ミドルフェイズ02

 

レオン:ここから情報探索フェイズだね。

アオイ:まずは攫われた現場に行きましょうよ。

バジル:そうだな、まず事件は現場からだ。

GM:現場は目撃者は多数おりまして、以下のような話が聞けます。

「奴らは男達に襲いかかると、見る見るうちに倒していった」

「人数は5人、素人目に見ても相当な手練だった」

「女の子に当身を食らわせて、気絶させると風のように走り去っていった」

アオイ:どっちの方向に行ったかは?

GM:この辺りは裏通りに入ると入り組んでいまして。角を曲がるともう見えなくなっていたそうです。目標値12の感知判定をやってみてください。

バジル:お、ちょうどだ。

レオン:失敗。

アオイ:13

レイ:16

GM:数ある目撃者の中でこういう人が居ます。「私は剣の心得があるんですが、どうも襲撃者と男達は、本気で戦っているようには見えなかった」

アオイ:手加減してたって事か。

GM:「最後にわざと何か布のような物を落として行ったように見えた」これでフラグ@を回収しました。他にあるフラグのAとBを回収すると話が先に進みます。

レイ:落として言ったものはヴァンスター騎士団の紋章ですよね。それは間違いないとして……。

レオン:落としたという紋章をアイテム鑑定してみようか。何か分かるかもしれない。

GM:では城に戻って現物を見せてもらってください。

レオン:判定してみます。(ころころ)12。

GM:紋章をバラバラにしてみると、布地にこう書き込みがあります。「ヴァンスター大使館」

アオイ:大使館なんてまだあるの?

GM:ありますよ。まだ戦争になったわけではないので。

レオン:ここからバラけるか。レイは《ストリートワイズ》を持ってるよね?

レイ:はい、持ってます。

レオン:現場から足取りを追ってもらおう。小隊長はどうします?

バジル:主戦派のベアトリス枢機卿について調べるのはどうだろう? やっぱり怪しいと思うんだけど。

GM:うーん、常識的に考えて、主戦派ということと、ばれたらやばいリスキーな事をやってのけるかと言うのはまた別の話ですよ。

アオイ:ベアトリス枢機卿を除外するわけではないけれど、どちらかというと状況を利用していると考える方が自然ではないだろうか。むしろ、この戦争で即物的な利益を得る人間は誰かって事を考えたい。

レイ:特需を期待して、と言う事でしょうか?

アオイ:その辺りエトワールさんに聞きに行って見るのはどうでしょう?

レオン:そうだな。私はエトワール卿のところへ行きましょう。

バジル:王城の情報はそうするとして、俺はエルマンに刺客の情報を確かめに行こう。

レオン:確かに。5人くらいで余所から潜入して来ていたなら、裏社会に全く痕跡が無いとは思えないですしね。

アオイ:俺はどうしましょうか?

バジル:それじゃあ俺について来てくれ。

レオン:それぞれ情報を集めたら最後に皆でヴァンスター大使館へ向かうということで。

GM:承知しました。では順番に処理していきましょう。

 

 

 

GM:バジルとアオイから行きますよ。エルマンは二人を出迎えます。「何か大変な事になってるみたいだな」

バジル:まあ、そうだな。

GM:で? また仕事の話か?

バジル:実はかくかくしかじかで、裏社会に何か動きは無かったか?

GM:「うーん、流石に暗殺者の類は俺の管轄外だぜ? 部下を使って情報を集めろって言うんなら、調べたいネタを明らかにしてくれればなにがしかは出来なくも無いが」

アオイ:要するにここ数日で、何か不審な動きがあったかどうかを知りたいんですが?

GM:結論から言いましょう。月光通りに関する限り、そういった動きは全く無いそうです。

アオイ:なんと。

レオン:まあ、月光通りに関わりが無いと分かっただけでも無駄ではなかった。

バジル:最後にエルマンにアオイを紹介しておこう。こいつが今度俺の隊に新しく入ったアオイって言うんだ。

GM:ほおー、(クンクン匂いをかいで)「こいつからは金の匂いがしねえな」(笑)

バジル:ま、まあ、こいつは金より食欲な奴だからな(汗)

GM:バジル、あんたの方が金の匂いがするぜ。また何かあったら相談に乗るからよ、報酬ははずんでくれよ」

 

 

 

レイ:次は私の番ですが、さてどうしましょう?

レオン:犯人達は馬で来たの? 歩きで来たの?

GM:馬ですね。

アオイ:その場所は襲撃しやすい場所ですか?

GM:そうですね。自分が襲撃するのであればそこを選ぶと思います。ただ、ルート選択が不自然とか、そういった事は無いです。

レオン:馬が五頭居れば相当目立つだろう。足取りを追えないかな?

GM:目標値10の感知判定をしてみてください。

レイ:(ころころ)12。

GM:ある地点までは目撃証言がありますが、そこで足取りが途絶えています。

レイ:残念。

 

 

 

レオン:では現状で分かっている情報を持ってエトワール卿のところへ行きましょう。

GM:エトワールも部下を根こそぎ戦争準備に持っていかれて四苦八苦しているようです。

レオン:そちらも大変なようですね。

GM:「いやなに、いずこやに囚われておられるであろう姫のことを考えるとそうも言ってられんさ」

レオン:ではこちらも手短に、と言って今での情報を話しましょう。

GM:「そうか」

レオン:主戦派としてベアトリス枢機卿の名前が出ている。しかし、これはまだ推論でしかないが、彼女は状況を利用して利を得ようとは考えても状況そのものを作ろうとまで思っているとは考えにくい。

GM:「それは私も同意見だな」

レオン:我々がむしろ疑うべきは、もっと世俗的に戦争と言う状況で利を得るものは居ないだろうかと言うところかと。この点は我々銃士よりも赤枝の騎士である貴方の方が詳しいのではないでしょうか?

GM:「私も同じことを考えて調査をしてみた。しかし……」

レオン:しかし?

GM:「皆、疑うには自然すぎる」現在戦争の準備が急ピッチで進んでいますが、不自然に前から準備していたりするような者は特段見当たらないそうです。「ひょっとしたら他の線を攻めた方がいいのかもしれない」

レオン:うーん、そう言えば今日の視察だけど。確か神殿の依頼だったよね? その予定を知りうる者は?

GM:一般には公開されていませんが、宮中には数え切れないほど居ます。

レオン:とりあえず大使館に行ってみる事にします。その後神殿も調査してみよう。

GM:「大使館へ行くなら急いだ方がいい。何でも閉鎖寸前だそうだ」

 

 

 

■ミドルフェイズ03

 

アオイ:じゃあ合流して大使館へ行きます。

GM:大使館ですけど、もう既に外交文書をまとめて国へ引き上げる準備を始めています。

アオイ:やばいやばい! このまま行かせちゃうと戦争が始まってしまう。

GM:汗をかきかき、係員の人がやってきます。「何か御用でしょうか?」

バジル:カマをかけてみよう。実はそちらの大使館から紋章が盗難にあったと聞いて来たのですが。調べても宜しいですか?

GM:「冗談はよしてください」という反応が返ってきますよ。

アオイ:

GM:「あの紋章はヴァンスター本国でみやげ物として広く売られているものですよ。あんなものは証拠にならないと申し上げているのですが、この国の人間は誰も信じてくれないのです」

レオン:みやげ物!?

バジル:エルーランでは売られていないんですか?

GM:「確か一軒だけ売っている店がありましたよ。葡萄酒通りの雑貨店です」

アオイ:ところでヴァンスター側は戦争を望んでいるんだろうか? それによって情報の確度も違ってくると思うんだけど。

GM:それは皆さんのレベルでは分かりかねますが、表向きの反応を見る限り「戦争なんか冗談じゃない」って言ってますし、大使も誤解を解くためにヴァンスターには否定的でない立ち位置のエルーランの要人との会談を片っ端から試み続けているようです。

レオン:なるほど。

 

 

 

アオイ:時間も無いし、大急ぎで葡萄酒通りに回りましょう。

GM:もうその店は閉まってますね。

アオイ:開けろー!

GM:店主があくびをしながら出てきます。「なんだいなんだい? 今日はもうとっくに店仕舞いだよ」

バジル:銃士隊の者だが。

レオン:話を聞かせてもらおうか。

GM:「俺は別に悪い事してねえぞ」

バジル:いや、それは分かってる。ヴァンスター騎士団の紋章をここで売っていると聞いたんだが事実か?

GM:「紋章? あれね。面白いかと思って大使館経由で輸入してみたんだが、さっぱり売れないんで売るの止めちまったよ」

バジル・アオイ:止めた?

レイ:何時ですか?

GM:「最近だね。たしか10枚くらい売れたかな? 最後に買って行った奴の顔なら憶えてるぜ。似顔絵描こうか? 俺こう見えても絵は得意なんだ」

アオイ:お願いします!

GM:では絵を描いてくれますが、驚くべき事実が。姫を護衛していた侍従の一人にそっくりです。

レイ:あらま。

GM:ここでフラグA回収です。

アオイ:じゃあそいつんところ行こうか。あ、でも神殿にも行かなきゃいけないかな?

レオン:神殿には行けるだろうが、ベアトリス枢機卿に会えるかどうかは別問題。

GM:ベアトリスは現在、娘を拐かされて狼狽し続ける国王相手に熱弁を振るっていますよ。「ヴァンスターは腹を切って死ぬべきだ!」(一同笑)

レオン:ここは侍従優先だろう。行方を眩ませられると大問題だ。

 

 

 

GM:一応、侍従達は逃げ出しては居ないようです。

レオン:よし、いきなり突きつける前にそいつらの噂を聞いて回ろうじゃないか。

アオイ:金回りとか金回りとか金回りとか(笑)

GM:宮廷内の噂ですね。目標値10の知力判定をお願いします。

アオイ:ファンブル!(笑)

レオン:こっちも失敗。

バジル:11。

レイ:目が走った。13。

GM:では10以上の人は以下のような噂を聞くことが出来ます。彼らは宮廷内では比較的新参者で、ベアトリス枢機卿の肝いりで派遣されてきた者ばかりだそうです。今日のシフトも何故か彼らだけで編成された事に疑問視する声も一部にはあったようです。これでフラグB回収です。

アオイ:俺ファンブったから偽情報を貰ってくる。あいつ双子だったらしいよ(一同笑)

レオン:美味しいところでファンブルしやがって(笑)

GM:さて、フラグを全部揃えたのでイベントが起きます。宮廷の使用人が青い顔をして駆け込んできます。「大変だ! 姫を護衛していた侍従達が自害したぞ!」

アオイ:死んだか!

バジル:部屋に駆け込もう。

アオイ:少しでも息のある奴居ません?

GM:部屋に入ると、口から血を大量に吐いてその侍従達が死んでおります。服毒したようですね。

レイ:自殺?

GM:「姫を守れず王に申しわけが立たない。死んで詫びる」との遺書が連名で残されています。

アオイ:嘘くせぇー。

レオン:このままでは埒が明かないから、ベアトリスが熱弁を振るっているところに突入するか。「異議あり!」って()

GM:目標値14の知力判定をしてみて下さい。

レイ:14だとクリティカルしないと駄目ですね。(ころころ)12。

レオン:13、あと1点。

アオイ:同じく13。

バジル:成功しました。

GM:ではバジルだけ気がつきました。死体を調べるとダイイングメッセージが残されています。

アオイ:そうだ、死体を調べるのを忘れてた。

GM:ちゃんと調べると宣言していれば目標値は12まで下がったんですけどね。

アオイ:まあ、焦ってたしな。

GM:床に血で「早朝5時、二の丸北門」とあります。

アオイ:今何時ですか?

GM:大体4時半です。

アオイ:オイ!

バジル:だめだ、もう間に合わない。

GM:そこにエトワールが駆け込んできます。「話は聞いた! 銀嶺城には赤枝の騎士団用の軍馬がある。使ってくれ。私も向かう」

レオン:ありがたく借り受けましょう!

バジル:急ごう! もう時間が無い!

アオイ:足が届きません。隊長、後ろに乗せてください(笑)

 

 

 

■クライマックスフェイズ

 

GM:北門に着くと、10人の男達に衛兵が倒されています。城壁の門を開こうとしているみたいですね。そしてそれを待っている一台の馬車が。

バジル:あれが怪しい!

GM:皆さんを見ると、リーダー格の男が舌打ちします。「ちっ、もう少しと言うところで。止むを得ん、皆殺しにして先を急ぐぞ」そう言うや男達は見る見るうちに人ならぬ姿に変化していきます。魔族です。

バジル:魔族!?

GM:エトワールは「雑魚は任せろ! お前達は姫を助け出してくれ!」と敵の前衛に斬り込んでゆきます。

レオン:うわ、勇敢だなあ。

GM:門の上に一体敵がおりまして、こいつが門を開けようとしています。毎ターン、自身の行動順に2D6で判定して、クリティカルなら門が開いてしまいます。開いた次のターンから、御者であるボスの行動で馬車は動き出します。

それまでに門の敵を倒すか、御者とエンゲージすれば敵を足止めできます。ただし、敵のA、B、Cがボスまでの進路を塞いでいますよ。

アオイ:まずは門の敵を確実に片付けないと。

GM:因みに門までは20メートル。魔法は届きますがキャリバーは届きません。

レオン:隊長、作戦が。まず射程距離を生かすために、レイを先頭に立てて、残る三人は敵の範囲攻撃で揃って喰らわされる事が無いように散開して、後方からマスケットと魔法で門の敵を狙撃しましょう。レイには無理に倒さなくてもいいから前衛の3体を押さえる事をやってもらいたい。

アオイ:それはレイしか出来ないですしね。

レオン:まずは敵を逃がさない事を最優先で考えたい。

バジル:レオンの策でいこう。もう時間が無い。

GM:ではセットアッププロセス。

バジル:ギルドスキル《陣形》を使用してレイを敵前衛の3体にエンゲージさせて、我々後方の三人も一人で1エンゲージになる間隔まで各自散開します。それから《スロウ》使用! 門の敵の行動を遅らせます。フェイトを使って(ころころ)……達成値は15!

GM:抵抗できません。

バジル:5点分行動を遅らせました。

GM:では行動順ですが、ボス、レイ、A、B、C、アオイ、バジル、レオン、行動を遅らせた門の上の敵、の順番です。

ボスの攻撃から行きます。散開されて一人しか狙えないので……では司令塔のバジルに《アースブレット》! こいつ知力9もあるんですよね。(ダイスを振る)17!

バジル:……回避は15。フェイト使います。(振り直して)20! 回避!

レイ:敵Aを攻撃します。

バジル:その前にエネミー識別を頼む。

レイ:エネミー識別って、マイナーアクションで出来ましたっけ?

GM:本当はメジャーアクションじゃないと駄目なんですけど、僕の場合はマイナーアクションで許可してます。

レイ:では敵Aを識別します。(ダイスを振る)11。

GM:それは分かりますね。イルネスと言う最下級の魔族です。

レイ:(データを見て)結構強い。メジャーアクションで敵Aを攻撃します。(ダイスを振る)クリティカル!

GM:早速ですか!……命中です。

レイ:フェイトを一個使って……ダメージ28点!

GM:こいつ防御薄いんですよね。……もう3分の1も無いです。

アオイ:すげえ……。

GM:では反撃しますよ。まず一体目の敵A……11、二体目敵B……14、三体目敵C……10!

レイ:避けます。14! 16! 13!

レオン:全部避けやがった! 《バタフライダンス》恐るべし。

アオイ:その運の良さを俺にくれって感じです。

GM:次はアオイですね。

アオイ:門の敵を識別します。(ころころ)8!

GM:それだと分かりません。

アオイ:じゃあ魔法ぶっ放します。《ヴァイオレントウィンド》!(ダイスを振る)14。

GM:こっちは10です。回避失敗。

アオイ:マジックフォージ》を使用して……ダメージは16!

GM:ここでボスの《プロテクション》が発動します。こいつ3D6振れるんですよね。(ころころ)10点軽減で、2点だけダメージが通りました。

アオイ:マジか!

GM:次はバジルですね。

バジル:門の敵をエネミー識別。(ころころ)16。

GM:こいつはインプです。イルネスと同じくレベル3のエネミーですね。

バジル:インプを攻撃します。《ガンマスタリー》があるから3D6振れるんだ。行くぞっ……17。

GM:ダメージを下さい。

バジル:12点!

GM:またしてもボスの《プロテクション》が飛んで、11点軽減です。物理防御力と合わせて打ち消しました。

バジル:くそー。奴のプロテクションを何とかしないと。

GM:ふっふっふ。次、レオンですね。

レオン:マイナーアクションで《インヴィジブルアタック》使用。メジャーアクションでインプを狙撃します。(ダイスを振る)命中判定は達成値13。

GM:(ダイスを振り)おっと、残念。こちらも13。対応側優先で回避です。

レオン:……フェイトを使って振り直します。(振り直して)今度は20!

GM:ダメージを下さい。

レオン:《バッシュ》を使って……17点!

GM:《プロテクション》ですが、(ころころ)……16点。物理防御点と合わせて打ち消しです。

レオン:なんだその出目は!?

GM:そしてインプの番です。門を開けようとしますが……(ダイスを振る)駄目です、失敗です。

レオン:ふう。心臓に悪すぎるぞ。

GM:さて、新しいラウンドのセットアッププロセスです。

バジル:インプに《スロウ》。(ダイスを振る)12!

GM:こっちは15。抵抗に成功しました。

バジル:やばい。今回はインプが通常通りの行動順で動きます。

GM:この今回はボス、レイ、イルネスA、B、C、アオイ、インプ、バジル、レオンの順番ですね。そしてボスの番。もう一度バジルに《アースブレット》!(ダイスを振る)達成値は14。

バジル:(ダイスを振る)……駄目です、くらいます。

GM:こいつダメージロールになんと5D6振れるんですよね。(ころころ)……15点の魔法ダメージ。

バジル:うわっ!《プロテクション》が1点! 7点通りました。しかも《アースブレット》の効果で転倒(泣)。

レイ:私の番ですが。

アオイ:攻撃前に、ボスのエネミー識別をお願いします。こいつの正体が凄く気になります。

レイ:ではエネミー識別。(ころころ)あ、低い。5です。

GM:流石にそれだと分からないです。

レイ:ですよね。メジャーアクションで敵Aを攻撃します。《フェイント》を使って……クリティカル。

GM:すげえ、前回と言い今回と言い何が起こっているんだろう? もちろん命中です。

レイ:ダメージは(ダイスを振る)……うわ、低い。フェイトで振りなおして……31点です。

GM:流石にこれは打ち消せない。ボスが《プロテクション》で14点軽減するも、こいつ自身は防御力が2点しかないので……死にました。

アオイ:やっと一体居なくなったか。

GM:では仲間をやられた敵B、敵Cの攻撃行きます。(ころころ)命中はBが10、Cも10!

レイ:(続けてダイスを振り)両方回避!

GM:だめだなこいつら。前衛の体をなしていない。

レオン:攻撃を喰らわないのがレイですから。前回から全く無傷である。

アオイ:次行きます。ボスをエネミー識別。(ころころ)13。行ったか?

GM:駄目です。

レイ:まだ駄目なんですか!?

アオイ:ではインプを攻撃します。《ヴァイオレントウィンド》! 魔術判定は19。

GMそれは……命中です。

アオイ:当たったな? ならダメージロールに残りのフェイト全部ぶっこんで6D6! (気合いを入れてダイスを振り)うぐっ、出目が腐った! ……17。

GM:《プロテクション》!(ダイスを振る)うわ、さっきから出目が走りすぎ、15。魔法防御力と合わせて打ち消しです。

アオイ:役に立たずにすみません(泣)。

GM:次はインプですけど、門を開けようとします。(ころころ)……失敗です。

アオイ:正直こいつの手番が来るのが怖い。

GM:次バジル。

バジル:マイナーアクションで起き上がって、メジャーアクションでポーションを使おう。(ころころ)……おお、HP25まで回復しました。

レオン:私の番か。もう一度《インヴィジブルアタック》を使ってインプに攻撃します。(ダイスを振る)16!

GM:命中しました。ダメージを下さい。

レオン:《バッシュ》を使って……19点。

GM:《プロテクション》! ……うわっ、出目が腐った。……7点通ります。ではまた次のラウンドのセットアッププロセスですね。

バジル:《スロウ》をインプに使います。(ダイスを振る)……10。

GM:8。命中です。

バジル:効果の方は……(ころころ)あ、1ぃ!?(汗)

GM:行動値は6です。あまり意味は無いようですね(苦笑)。ではボスが引き続きバジルを攻撃します。……15!

バジル:……駄目です。ダメージをどうぞ。

GM:(ダイスを振る)14点ダメージです。

バジル:《プロテクション》!頼む!(ダイスを振る)……おお! 6点軽減。《加護》と防御力を合わせて4点通りました。

GM:でもダメージは受けましたので転倒してください。

レイ:では私ですね。もう一度ボスをエネミー識別してみます。(ころころ)13。

GM:それでは分からないです。

アオイ:どんだけ識別値高いんだ?

レイ:それならメジャーアクションでイルネスBを攻撃します。《フェイント》使用。一回目(ダイスを振る)……20。二回目(同様に)……15。

GM:こっちは13です。ダメージを下さい。

レイ:(ダイスを振る)15点。

GM:こちらの《プロテクション》は……15点。打ち消しました。

レイ:あら?

GM:こちらの反撃行きますよ。(ころころ)一発目、イルネスBが14。二発目イルネスCのが12。

レイ:一発目の回避が……12。命中しました。

GM:やっと命中しました!(満面の笑み)14点ダメージを受けてください。

バジル:《プロテクション》! 5点軽減してくれ!

レイ:では差し引き9点ですか。でも物理防御力が8で、更にダメージ2点軽減のギルドスキル《加護》もあるから……。

GM:げげっ、1点も通ってない。なんて硬いんだ!(驚愕)

レオン:レイ恐るべし。

レイ:イルネスCの攻撃は回避出来ました。

アオイ:次は俺の番ですね。ボスを調べます。達成値は14ですが……?

GM:それは成功しました。ボスはストラスという魔族ですね。

アオイ:HP60もあるし! ええと残りMPは……。

GM:特別に教えて差し上げましょう。残りMPは29です。

アオイ:ではあと5回小隊長に転がっていただければ(笑)

バジル:ひどい(笑)

アオイ:冗談はともかく、攻撃をかけて《プロテクション》を使い切らせないと。と言うわけでインプに《ヴァイオレントウィンド》! あ、低い!10。

GM:こっちも回避の達成値がちょうど10。残念でした。

アオイ:フェイトを使い切ったから振りなおせない。

GM:ではインプの番ですね。……だめです。クリティカルしません。次はバジルです。

バジル:起き上がってMPポーションを使います。(ころころ)……4点しか回復しない。なんてこったい!

レオン:続いていきます。《インヴィジブルアタック》でインプを攻撃!……命中は17!

GM:こっちは11。ダメージをどうぞ。

レオン:(ダイスを振る)……18点

GM:《プロテクション》は10点軽減で、防御力と合わせて4点通りました。

アオイ:あともうちょっとだ。

GM:では、次のラウンドのセットアッププロセスです。

バジル:《スロウ》を使います。……魔術判定は16。

GM:命中しました。

バジル:では5点分行動を遅らせました。

GM:なら、それでまたインプの行動が最後になりますね。さて、最初の行動はボスです。今回もバジルに《アースブレット》!(ダイスを振る)15!

アオイ:隊長、頑張って避けてください!

バジル:(ダイスを振る)……命中です。

GM:では14点ダメージくらって下さい。

バジル:《プロテクション》!……《加護》と合わせて3点抜けました。そして転倒。

レイ:またイルネスBを攻撃します。《フェイント》使用で……クリティカル!

GM:避けられる筈がありません。ダメージを。

レイ:22点!

GM:《プロテクション》! 9点軽減で防御力と合わせて11点通りました。続いてこちらの反撃いきます。イルネスBの攻撃……10、続いて同じくCの攻撃……13。

レイ:一体目……11。二対目……16。どちらも回避です。

アオイ:続いて俺が魔法撃ちます。(ころころ)……ファンブル!(笑)

バジル:とりあえずマイナーアクションで起き上がって、もう一個MPポーションを使います。6点回復。

レオン:こっちはやる事は決まってるんだ。《インヴィジブルアタック》でインプに射撃。……19。

GM:……命中です。

レオン:フェイトを一点使って……(ダイスを振る)ダメージロールは20点。

GM:《プロテクション》と合わせて9点止めて、11点通りました。さてお待ちかね、インプの番ですが(ころころ)……失敗です。

バジル:また次のターンですね。インプに《スロウ》! ……11。

GM:命中です。

バジル:なら、3点分インプの行動を遅らせます。

GM:インプは4で行動。あんまり意味は無いですね。

バジル:あらら。

GM:次はボス。お返しにバジルに《アースブレット》! 19!

バジル:クリティカルじゃないと避けられない……駄目だ。命中です。

GM:では23点ダメージ。

バジル:《プロテクション》!5点軽減。14点抜け来て、ヤバイ!もうHPが残り4しかない。

レオン:《ヒール》《ヒール》!

レイ:私はまた《フェイント》を使ってイルネスBを攻撃します。(二回ダイスを振り)……達成値の高い方は、18。

GM:こっちは回避値は15です。

レイ:ダメージは16点です。

GM:《プロテクション》!(ころころ)12点軽減。2点通りました。

アオイ:すげえ《プロテクション》硬く感じる。

レオン:硬いんだよ実際。

アオイ:次で何とかインプにダメージを与えたい。頑張りますよ。(ころころ)クリティカル!

一同:おお!

GM:これで僕がクリティカルしなければ命中ですね(ころころ)…………クリティカル(一同爆笑)

レイ:あーあ。

アオイ:でもこれでインプが連続してクリティカルする事は無いでしょう。門を開けるのを封じたと言うことで。

GM:では門を開けようとしますが(ころころ)……出ないですね。

アオイ:ほらね! 悔しくないもん!

レオン:今の結果で十分良しとしよう(笑)。

バジル:俺の番ですけど、起き上がって自分に《ヒール》をかけます。フェイトを使って(ころころ)17点回復。ただしもうフェイト0だよ。

レオン:せっかくアオイがクリティカルを封じてくれたんだから、ここで止めたい。《インヴィジブルアタック》で射撃! 13。

GM:命中です。

レオン:フェイトを使ってダメージロールのダイスを振り足します。ここで決めないと意味が無い!(気合いを込めてダイスを振る)よし、これは防げまい。26!

GM:死にました。

アオイ:おっしゃあ!

バジル:これで馬車を足止めできる。

GM:では次のラウンドに行きますよ。

アオイ:二度目の《陣形》を使用して、イルネスBCに接敵したいと思います。

バジル:(アオイに)《陣形》使用、承認!

GM:かしこまりました。ではメインプロセスに移って、ボスがバジルに最後の《アースブレット》を打ち込みます。……20!

バジル:当たります。

GM:では、20点の魔法ダメージを受けてください。

バジル:《プロテクション》!(ころころ)出目が腐った! ……残りHP8。しかもまた転倒……。

レイ:次、行きます。《フェイント》を使ってイルネスBを攻撃! ……クリティカル!

GM:またですか!? ダメージをどうぞ。

レイ:25点ダメージ。

GM:では最後の《プロテクション》を使います。……12点軽減するもだいぶくらいました。

アオイ:さあ、ここからが反撃の時間ですよ!

GM:でもまだイルネスが2体残っています。Bがレイに、Cがアオイにそれぞれ攻撃します。命中判定達成値は……それぞれ、Bが12、Cが11。

レイ:12で回避します。

アオイ:同じく12で回避成功です。そして俺の番。忍者刀で弱ってるイルネスBを斬ります。(ころころ)8。

GM:こっちは15です。

アオイ:忍者刀あたらねぇ。

GM:嫌なジンクスが出来ましたね(苦笑)

バジル:俺の番ですが、とりあえず立って《ヒール》します。(ダイスを振る)8点回復。

レオン:次は私ですね。マイナーアクションでバジル隊長にエンゲージして、《エリクサー》で+1D6されるMPポーションを使う。3D6で……MP12点回復してください。

バジル:やったー、ありがたい。

GM:では次のターンですが、セットアッププロセスは何かします?

レオン:最後の三回目の《陣形》使用で、ボスに接敵しよう。

GM:承知しました。ではボスの行動ですが、レオンに殴りかかります。(ころころ)9。急にしょぼくなりました。

アオイ:魔法使いが殴ってきたよ。

レオン:敵もそこまで追い詰められたか。(ダイスを振る)……11。回避。

アオイ:ではレイさん、やっちゃってください。

レイ:あと使える《フェイント》は2回。ええい、使っちゃえ! イルネスBを攻撃……一回目、クリティカル! 二回目、クリティカル!

GM:出た!

アオイ:どうなってるんだ!?

GM:因みに15点以上出せば一撃で倒せます。

レイ:25!

アオイ:さようなら!

GM:最後に残ったイルネスCがレイを攻撃します。……11!

レイ:回避しました。

レオン:影すら踏めない。

アオイ:最後の魔法行きます! イルネスCに《ヴァイオレントウィンド》!……16!

GM:こっちの回避達成値は14。命中です。

アオイ:ダメージは13。

GM:3分の1位くらいました。

アオイ:ふう。やっと活躍できた気がする。

GM:次バジル。

バジル:ボスを狙撃します。(ダイスを振る)……17!

GM:こいつ敏捷1しか無いんだよな……6(笑)

アオイ:なんという。俺の忍者刀でも簡単に命中しそうだ。

バジル:ダメージは12点。

GM:4点通りました。

レオン:手番だが、銃を捨てて剣を抜いてこのラウンドはそれで終わりだな。

GM:次のターンですが、レオンが剣に持ち替えたので、行動順はボス、レイ、イルネスC、アオイ、レオン、バジルとなります。最初にボスがレオンを殴りますが……12。弱いなぁ。

アオイ:魔法が切れた魔法使いなんてそんなもんですよ(←魔法が切れた魔法使い)

レオン:余裕で回避します。

レイ:イルネスCに最期のMPで《フェイント》使います。(連続でダイスを振る)……一回目、18。……二回目、20。

GM:ダメージ下さい。

レイ:フェイトを全部つぎ込んで、11+5D6で……33!

GM:一撃で死にました。

アオイ:最後に残ったボスに接近して斬りつけます。……12。

GM:こっちは7です。

アオイ:やっと命中したー!() ダメージは10。

GM:2点通りました。次レオン。

レオン:やっと剣が使える。剣だと3D振れるんだけど念には念を入れて《インヴィジブルアタック》で4D振る。……クリティカルが出ないが、それでも18!

GM:……6。

アオイ:何だか可哀想になってきた(笑)

レオン:ダメージロールに《バッシュ》、ここで《ボルテクスアタック》も使用!(ダイスを振る)……36点!

GM:28点貫通しますが、まだ生きてますよ。

アオイ:隊長! お願いします! 隊長が仕留めたらカッコイイ!

レオン:隊長! 止めを!

バジル:行きます!(ころころ)ファンブル!(一同大爆笑)

アオイ:たいちょおおお(笑)

GM:3D振ってファンブルって初めて見ました(笑)。では次、おそらく最終ラウンドですね。ボスがアオイを殴ります。(ころころ)……12。

アオイ:こっちもかっきり12で回避。レイ先生、お願いします。

レイ:MPがもう無いので通常攻撃でいきます。(ころころ)……19!

GM:……7。

レイ:ダメージは20です。

GM:まだ生きてます。

アオイ:斬ります。剣も使える魔法使いの戦い方を見せてやる……10!

GM:こっちの回避はたったの8です。ダメージを。

アオイ:13。

GM:どんどん削られて行きます。次レオン。

レオン:ボスを攻撃。……17。

GM:9です。

レオン:12点ダメージ。

GM:次ぐらいで倒れるかも。

アオイ:こんどこそ、隊長!

バジル:行くぞっ! ……11!

GM:こっちは8です。

バジル:16ダメージ!

GM:死にましたー!

一同:やったぁああ!!

 

 

 

■エンディングフェイズ

 

GMエンディングの前に、今の皆の状況を確認しておきましょう。

アオイ:HP24のMP0、フェイトも0です。

レオン:HPは無傷ですがMP残り2、フェイトは0。

レイ:HPは無傷。MPが0、フェイトも0です。

GM:そして今回の被害担当艦、バジルは?

バジル:HP16、MP17、フェイトが0です。

アオイ:意外にバランスよく残ってますね。

レオン:途中からはポーションとかヒールとか使いまくってたからね(苦笑)

 

 

 

GM:魔族達は全て奥歯に仕込んだ毒で自害をしておりました。

アオイ:そう言えばエトワールさんは!?

GM:エトワールは5人全員を倒して、こっちへやってきます。「よくボスを倒した。見事だったぞ」

バジル:いや、貴方の方がよっぽど凄いです(笑)

レオン:そうだ! 姫は!

GM:馬車は確保しましたので、自由にあらためて下さい。

レオン:ここは隊長が。

バジル:では開けます。

GM:中には縛られて猿轡をはめられたアンナ姫がおります。

アオイ:忍者刀で戒めを斬りましょう。

GM:ではバジルに抱きついてきます。「怖かったよぉ! でもみんなが来てくれるって信じてた!」

バジル:そうかそうか。よかったよかった。

アオイ:本当によかった。

GM:ところで皆さん。何か忘れてません。

バジル:は?

GM:いや、時間時間。

アオイ:時間? ……はっ! 早く城に戻らないと戦争が始まってしまう。

バジル:そうだった! ヤバイ!

GM:素で忘れてたんですか? 頼みますよ。

レオン:このまま馬車で銀嶺城まで駆け込もう。

GM:では御者はエトワールが務めてくれます。

レオン:借りてきた馬に乗って、エトワールの馬を引っ張って行きます。

バジル:なら俺はアオイを乗せて。

アオイ:俺は馬車に乗ってきますので。

バジル:じゃあ一人で乗るよ。

レイ:私も馬で馬車を護衛します。

 

 

 

GM:アンナ姫の証言により、ヴァンスターとの戦争は食い止める事が出来ました。

アオイ:あーよかったよかった。

GM:「しかし、魔物達が何故こうも易々と姫を攫う事が出来たのか? 彼らの目的は何だったのか? その鍵を握る侍従達が謎の死を遂げた今、真相は分からずじまいであった。一方、アンナ姫の拉致とその電撃的な救出劇のニュースはエルーラン王国内を駆け巡った。それは、銃士隊の名が初めて歴史の表舞台に出た瞬間でもあった・・・・・・」と言うわけで、それぞれエンディングを演出して頂きたいと思います。

 

 

 

アオイ:俺は詰所の片隅に座ってお茶をすすってボーっとしております。「あー、やっと平和になった」

GM:昼行灯組がもう一人増えたよ(笑)

バジル:そこに俺もやってきます。「アコさん、ヒール」(笑)

GM:アコさんもちゃんとした事件でついた傷なら文句は言いませんよ。むしろ心配そうにしています。「大丈夫ですか?」

バジル:今回も仲間に助けられたよ。

レオン:そこでバジルをフォローしよう。今回の魔族はかなりの強敵だったが、バジル小隊長が体を張って攻撃を引き受け続けてくれたからどうにかなったようなものです。今回の一番の功労者は小隊長でしょう。

アオイ:まったくまったく。

バジル:な、なんか照れちゃうな。

レオン:《アースブレット》をくらっては立ち上がり、くらっては立ち上がり。

バジル:ま、根性じゃ負けねぇからな。

GM:「見直しました。いつもはけんかばっかりしてる人だと思ってましたけど」ここでアコさんのシナリオの導入フラグが立ちました。アコさんの身に何かが起こったとき、アコさんは貴方に相談してくれるでしょう。

レオン:良かったですね、小隊長(笑)

 

 

 

レイ:回復したらケストナー卿のところに行こうと思います。

GM:「待っていたよ! さあ食事だ!」

レイ:食事の件ですが、アンナ姫と一緒ならお受けいたしますわ(笑)

GM:「い、いいだろう」さて、どうやったら姪を排除できるか考えまくります。途中で肩に手を回したり(笑)

レイ:(さっとかわして)さ、行きましょう、アンナ姫。

GM:「くっ、しかし私は諦めない」ケストナー卿の瞳がメラメラと燃えます(笑)

 

 

 

レオン:アンナ姫に食べさせたスイーツを持ってエトワール卿のところへお礼に行きましょうか。

GM:それを一目見ると、エトワールがくわっと目を見開いて言います。「こっ、これは……ごほん(部下に向かって)お前達! 私はレオン卿と会談がある! 悪いが席を外してくれ!」(一同爆笑)と言って部下を追い払ってしまうと。

「おお、これは『ファミーユ』のクリームパイではないか。よく見つけてきたな。並ばなければ手に入らないのだ」(笑)

レオン:喜んでいただけて嬉しいです。といってアンナ姫が喜んでくれた話とかをします。世の中の評判は当てになりませんね。上に立つ者というのは小さなことに動じないのも大事ですが、反面その機微が分からないのは困ったものだ。その点アンナ姫はまだまだ世間知らずな部分もありますが、いい資質をお持ちだと思います。

GM:「そうだな。私も王国の臣民として嬉しい限りだ」

レオン:そこでこのケーキの話になる。このケーキを喜んでくれた姫様だからこそ、何としても助けたいと思いましたし。お守りできてよかったと思います。

GM:「私も姫の為なら命を懸けたいと思う」

レオン:今度の事で姫様との面識も出来たことですし、我々の目の届かない部分はエトワール卿にお願いするしかない部分もあるかと思います。

GM:「もちろんだ。任されよう」

レオン:その時にはまたこれを持って行ってください。いつでもお届けしますよ。

GM:「ゴクリ、良いのか?」

レオン:貴方が手ずから持って行かれればちゃんと姫様の元に届くでしょう? お二人で召し上がってください。

GM:「おお、さすが軍師レオン! 私は脱帽するばかりだ」ってあれ? エトワールが壊れてゆく(笑)

 

 

 

GM:最後に皆様は国王から褒美を賜ります。各自1000G支払われますよ。

一同:おお!

アオイ:こんな金額初めて見る(笑)

GM:と言ったところで、今回アリアンロッド外伝2話を閉じさせていただきたいと思います。お疲れ様でした。

一同:お疲れ様でした。




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