ブルーローズリプレイ 第3話「バラージの青き勇者


■シーン0:予告編〜キャラ成長

 

はぎわら:早速ですが、ブルーローズの第3話を収録致します。

一同:いえーい!

はぎわら:今回は紺碧さんにサブマスをお願いしてあります。

紺碧:宜しくお願いします。

 

●葵紺碧

学生時代のはぎわらにTRPGを教え込み、中毒患者に仕立て上げた人物。

GMとPL双方の経験が豊富なベテランゲーマーである。

PLとしては頭脳派だが、GMとしてはヒロインから色物キャラまでなんでもこなす。

アリアンロッド外伝ではチームの参謀役レオンを、またユーリ隊編のGMを担当している。

 

はぎわら:あと、今回G3さんが仕事で来られません。また2人体制です。

雅清:仕事なら仕方ないです。ジャンの分まで頑張りましょう。

谷利:ジャンのいない間にチーム全滅とかならないようにしないと。

はぎわら(以下GM):では予告編行きます。

 

「トルコ共和国、バラージ遺跡。そこで、シュープリームの特殊部隊によってローズ財団の発掘チームが襲撃される事件がおきた。

ジェシカ・ローズはこの事態を受けブルーローズエージェントを派遣、囚われたマッケイン教授らスタッフの救出と発掘中のオーパーツ「青い石」の回収を命じた。

ノアの神とは? 邪神の正体とは?

ブルーローズセッション 「バラージの青き勇者」ご期待ください」

 

雅清:今回はトルコですか。

GM:ブルーローズは実在の遺跡を舞台にするのが基本ですが、今回は架空の遺跡です。なぜそうなったかはおいおい分かると思います。まあタイトルを見ただけでどんな話になるか分かる方もいるでしょうが。特撮ファンとか。

谷利:

紺碧(以下サブマス):まあ話が進めば、はぎわらさんの言ってた意味が分かりますよ(含み笑い)

GM:ごほん、では成長を申告して下さい。

 

 

 

雅清(以下つぐみ):四条・エリーザ・つぐみです。まず「治療」技能を取りました。それから、その「治療」と「操縦」を2レベルに伸ばしました。そろそろカーチェイスとかもやるかと思うので。

GM:(うっ、良い読み!)買い物はどうします?

つぐみ:筋力が2しかないので大した物は持てないんですが、それでもぎりぎり扱えるグロックG18Cを買いました。

GM:フルオート射撃できるマシンピストルですね。今回役に立つと良いですね。

つぐみ:が、がんばります。

 

 

 

谷利(以下ジス):経歴を新しく取ってパイロットを経験した。能力値の「敏捷」、「器用」が+1、技能の「操縦」、「制作」が+1された。それから装備品として車両が1台付いてくるので、三菱パジェロスーパーエクシードを取った。

GM:これで2人ともカーチェイスが出来るようになりましたね。まあ、オフェンスのジスが操縦したら攻撃が出来なくなりますけど。

ジス:まあ、万が一の備えと言う事で。

 

 

 

■シーン1:日常

 

GM:ではつぐみから。どんな日常を過ごしていますか?

つぐみ:ラブいオープニングをやろうと思います。

GM:ら、ラブいですか?

 

 また斜め上なリクエストが来ましたね……。

 

つぐみ:寝坊した私を、リョウトが起こしに来てくれます。

GM:おお! それはいい! 幼馴染属性の血が騒ぐ!(←過剰反応)「おーいつぐみ、早く行かないと遅刻しちゃうよ!」

つぐみ:気付かずぐーぐー寝ています。

 

 そ、その寝入り方はどうなんでしょう? ヒロインとして(苦笑)

 

GM:「しょうがないなあ」合鍵使って戸を空けます。「つぐみ! 起きろって!」

つぐみ:むにゃむにゃ……はっ! ちょっと、何入って来てるの!?

GM:「だって、合鍵渡したのつぐみじゃないか!」

つぐみ:こ、こんな時に使う事無いでしょ! 内心寝顔を見られたのでドキドキしてます(笑)

GM:「ほら、そんな事言ってる場合じゃないだろ! 早く着替えて行くぞ!」

つぐみ:でも、寝癖直さないと……。

GM:「そんなの後でいいから!」って、全然ラブい展開になって無いぞ(笑)

つぐみ:そんなこんなで昼休みです。

GM:「つぐみ、どうせ昼用意してないだろ。弁当2人分作って来たから」

つぐみ:ありがとう! じゃあ一緒に食べましょう!

サブマス:つぐみはリョウト君の手弁当とか学食で食いつないでそうだ。夏休みとか貧窮するんじゃなかろうか?(笑)

GM:じゃあ、放課後。図書館で調べ物をしていると、ナサニエルから電話があります。

つぐみ:迷惑にならないように外に行ってから出ましょう。

サブマス:「私だ。早速だが任務だ。ロンドン本社まで出頭してもらおう」

つぐみ:わかったわ。

サブマス:「ロンドンまでのチケットだが、一応ビジネスクラスを用意してあるんだが、どうする?」

つぐみ:今回はそれで良いです。

GM:良いんだ。

つぐみ:だって……ビジネスクラスって美味しい物食べられるんでしょう? 一度食べてみたいの!(笑)

ジス:ミート・オア・フィッシュ?

つぐみ:どっちもよ!(一同笑)

GM:業が深いつぐみであった(笑)

 

 

 

ジス:俺は山登りに行くぜ!

GM:やっぱり(笑)

ジス:愛車のパジェロとネパールに入国する。

GM:じゃあそこでナサニエルから電話が……。

サブマス:いや、きっと入国審査所で捉まるんですよ。「こちらへどうぞ」って。で、電話機が乗ったテーブルがぽつんと置かれてる部屋に通される(笑)

ジス:嫌な予感が。

サブマス:で、その電話が鳴ります。

ジス:嫌々取ろう。

サブマス:「私だ。任務がある。軍の輸送機でロンドン本社へ来てくれたまえ」

ジス:ああ、分かった。それじゃあ。と言って電話を切る。そしてこのままばっくれよう(笑)

サブマス:パジェロには軍の人間が既に乗り込んでます。「言いつかっております。この車は自分が基地で待機中の輸送機の方までお先に搬入しておきますので、出国手続きの方をなさって来て下さい」と、基地内へと走り去って消えて行きます(笑)

ジス:くそっ! 返せー! 俺は山に登るんだーっ!(一同笑)

 

 もはやAチームのコングが如き「お約束」状態である。

 

 

■シーン2:ブリーフィング

 

GM:さて、ロンドン本社です。先に通されたジスがブーたれてますと、つぐみが通されてきます。

つぐみ:あらジス。久しぶりね。

ジス:なんかテカテカしてないか? お前。

つぐみ:まあね(笑)

GM:ジェシカとナサニエルが入室してきまして、ジェシカが言います。「こんにちは、つぐみ。その後ご両親の手がかりはどう?」

つぐみ:首を振りましょう。無いわね。

GM:「そう。でもこの世界に居続ければ何か出てくるかもしれないわ。私も応援してる」

つぐみ:そうね。がんばるわ。

ジス:俺はつぐみの事情を始めて聞いて驚く。嬢ちゃん、頑張ってるんだな。

つぐみ:まあね。ちょっと照れる。

ジス:ぽんぽんと頭を撫でる。俺も協力してやるから、頑張ろうな。

つぐみ:抵抗できず、されるがままに頭を撫でられる。

サブマス:「2人とも、忙しい所召集に応じてくれて感謝する」

ジス:無理矢理連れてきたんだろうが。目線で抗議します。

サブマス:気付かないふりします(笑)。「まあ君も、依頼内容を聞けば受けたくなると思うぞ。今度の任務はトルコのアララト山麓だからな」

ジス:何っ! アララト山だと!

サブマス:(ぽそっと)「任務の終了後、休暇をどう取るのかは自由だ」(笑)

ジス:よっしゃ! やる気出た。さっさと依頼を片付けるぞ!

サブマス:「では依頼内容を説明しよう。現在我が財団は、トルコの奥地にある幻の遺跡『バラージ』を発掘中なのだが、その発掘チームがシュープリームの特殊部隊『ニードル』によって突如襲撃を受けると言う事態が発生した。今回の任務は囚われたマッケイン教授らスタッフの救出と、発掘中だったオーパーツ、『青い石』の回収だ」

つぐみ:青い石? どんな石なのかしら?

サブマス:「もっともな質問だ。マッケイン教授からの調査報告が来る前に連絡が途切れた為、今の所詳細は不明だが、教授を救出すれば何か分かるかも知れない」最低限の資料は渡してくれます。

ジス:つまり、何だか分からないものを巡って襲撃された訳か。

つぐみ:荒事は好きじゃないわ。

サブマス:「それからこれは関連性があると思われるのだが、今月に入ってトルコ空軍の戦闘機が数機、この空域で消息を絶っているそうだ。これもオーパーツと何らかの関わりがあるかもしれない」

ジス:おいおい、今度のオーパーツは飛行機まで落とすのかい? またすげえ物が出てきたな。

サブマス:「だからこそ放置は出来ないと言う事だ。今回の任務だが、成功報酬として1人6000ドル用意してある」

GM:では皆さんはローズ航空のチャーター機でトルコまで行き、そこからC16トランザール輸送機に乗り変えます。

ジス:そこでつぐみに、自分がいかにはめられたかを愚痴っています。信じられるか? ネパールまで手をまわしたんだぞ!

つぐみ:まあ、やりかねないわね。

ジス:お前も無理矢理連れてこられたのか?

つぐみ:私は……報酬とビジネスクラスの食事の為(一同笑)

GM:第1話の頃は冒険の為とか言ってたのに。もう食事の為なんだ(笑)。ところで車はランドローバー・ディフェンダーが運ばれますが……。

ジス:それなら俺のパジェロを持っていきたい。

GM:良いんですか? 任務中に破損するかも知れませんよ?

ジス:それはそれで美味しいので構わないぞ。

 

 

 

■シーン3:襲撃

 

GM:ここでゾディアック・メンバーと星座カードを配布します。

 

 2人が引いたゾディアック・メンバーは以下の通りである。

 

●ジス:ユスティナ、ダイアナ

●つぐみ:ケイン、美蘭

 

GM:それから、1話と2話でルールの運用を間違ってまして、ゾディアック・メンバーはPC1人につき1回しか使えないそうです。ただし、それだと今回の様な少人数だと辛いのでハウスルールでPCが2名以下の時は2回使っても良い事にします。

つぐみ:分かりました。

GM:さて、突然輸送機の前方に虹色をした光の壁が現れます。

サブマス:コクピットから声がします。「機長! 計器が異常数値を示しています!」

GM:「壁に吸い寄せられる! 操縦不能! 操縦不能! 駄目だ! パラシュートで脱出してくれ!」

ジス:つぐみを抱えてハッチから飛び出します。

つぐみ:きゃー!

GM:突然の事態に、ちゃんと降下できるか目標値12の「運動+敏捷」判定で。失敗すると1D6、大失敗で2D6のダメージを受けます。

つぐみ:……14! 成功!

ジス:失敗です!

つぐみ:私が上から下りてきてぶつかったんだ(笑)

GM:ダメージは……わ、最大値の6点だ。

ジス:ぐほっ!

GM:空を見上げると、乗って来た輸送機が山の向こうに吸い寄せられていき、爆発したのが見えました。乗員はあれでは助からないでしょう。

つぐみ:あれが虹の壁?

ジス:俺は乗員の冥福を祈って黙とうします。流石にこれは、ほっとけねーな。

サブマス:お、ジスがやる気を出した。

GM:パジェロは二人に続けて空挺降下されてます。通信機位はついてますよ?

つぐみ:ここはアララト山に近いの?

サブマス:もう東の方にアララト山が見えます。実はアララト山って、大アララトと小アララトの連山でありまして、小アララトは富士山にそっくりです。このアララト山の頂にノアの箱舟が着いたとされています。つぐみとしては感慨深いでしょうね。

 ※アララト山の写真はフリー素材が見つからなかった為、こちらを参照頂きたい。

ジス:俺はそんなつぐみには気付かず、パジェロをチェックします。

GM:特に異常はないようですね。

ジス:とりあえず街まで行くか?

GM:連絡しなくて良いんですか?

つぐみ:そうか。連絡は通じますか?

サブマス:繋がります。衛星通信を使っているので。

つぐみ:こちらつぐみよ。ナサニエル、聞こえる?

サブマス:「こちらナサニエル。状況はどうだ?」

つぐみ:状況を説明します。

サブマス:「そうか。君達だけでも無事で何よりだ。輸送機の乗員はこちらから救援を出す。君達は予定通り遺跡に向かってくれ」

つぐみ:了解したわ。

サブマス:「もし君達が見たと言うそれもオーパーツの仕業であるなら、なおさらシュープリームに渡す訳にはいかない。状況は一刻を要する。宜しく頼む」

ジス:確かに、こんなもん使われたら大航海時代へ逆戻りだ。

GM:では雪原を迷わず通行出来るかどうか。運転手に「操縦+知性」判定。目標値は10。失敗した場合、寒さにやられ、全員が−1状態に置かれます。

 

 マイナス状態に置かれると判定の達成値がマイナスされる。

 マイナス状態を回復するにはその原因となった物を除去すればいい。例えば今回の場合は休める所を見つけ、焚き火を起こし暖を取れば回復出来るだろう。

 

ジス:つぐみの方が運転が上手いのでつぐみにやってもらおう。

つぐみ:分かったわ。(ダイスを振る)13!

GM:成功です。問題無く遺跡に着けます。遺跡の様子ですが、シュープリームの兵士達が歩哨に立っており近づけません。戦車や戦闘車両も数両確認できます。

サブマス:エイブラムスとかですね。

ジス:M1戦車かよ! あんなのに肉弾戦を仕掛けるのは馬鹿のやる事だぞ!

GM:まあ、皆さんがM1とやりあうような事態になったら、それはもう詰んでますが。さて、目標値8の「隠密+敏捷」判定に成功すると歩哨を突破出来ます。

つぐみ:8! 成功!

ジス:14!

GM:無事突破して、遺跡の入り口に入ろうとした時、サーチライトが皆さんに照らされます。

つぐみ:

GM:そして戦車と装甲車に包囲されます。そして皆さんを見降ろすようにアーチボルトが出てきます。

サブマス:「お待ちしていましたよ、皆さん」

ジス:出来ればあんたとは会いたく無かったよ。

サブマス:それを聞くと、にやりと口の端をゆがめて言います。「言ったでしょう? 皆さんは私のターゲットになると」

つぐみ:しつこい男は嫌われるわよ。

サブマス:「それは残念。しつこいのは私の性分でして」

つぐみ:こいつストーカーだわ! ジスの背後に隠れよう。

サブマス:そんな話をしていると、ソルジャー1個中隊、戦車3両、装甲車9両程が攻撃の時を待っています。

ジス:たった2人を相手にどれだけ集めてるんだよ!

サブマス:「なに、皆さんへの評価を考えれば、この位になります」

ジス:過分過ぎるよ! 俺は山に登りたいだけなんだが。

サブマス:「どうぞ、気の済むまで登って下さい。天国に山があるのかは知りませんがね」攻撃開始を命じます。

GM:その時、1両の装甲車が爆発炎上します。

ジス:何だ何だ?

GM:民族衣装を身にまとった男達が、RPG7ロケットランチャーを乱射しながらジープで突入してきます。

つぐみ:何と!

サブマス:アーチボルトは舌打ちをすると「くっ! 『バラージの民』か! 撃退しろ! 装甲車で追い散らせ!」と命令を下します。

つぐみ:するとこちらはターゲットから外れるんですか?

サブマス:背後を取られてますから、それどころじゃないでしょうね。

GM:しかし、当初は奇襲効果で優勢だった「バラージの民」ですが、装甲車が動き出すと各個撃破されていきます。

つぐみ:ああ……。

GM:一台のジープが25mm弾を食らい、乗っていた1人が放り出されます。1両のハマーが止めを刺そうと向かってきます。見るとまだ10代後半の少女の様です。

ジス:助けに行きます!

GM:目標値10の「警戒」判定に成功すると、ハマーと闘う為のロケットランチャーが手に入ります。

ジス:「警戒」か、1しかないが……クリティカル!

つぐみ:私も探します……6ゾロ!

GM:2人ともクリティカルか。ではプレデターロケットランチャーが手に入ります。敵はハマーと、それに乗っているソルジャーが4体。1体は運転手でABCの3体が攻撃してきます。

目標値ですが、基本が10、敵が移動しているので+2、中距離なので+2で、14になります。こちらの行動値が11で先になりますので攻撃します。Aがジスに射撃! 

ジス:やばい! さっきのつぐみからのダメージ(笑)、まだ回復してなかった!

GM:こちらの目標値ですが、中距離なので+2されて12です。(ダイスを振る)13で成功。

ジス:8以上出れば……クリティカル! 16で回避!

サブマス:続いてBの攻撃……17! 一段階大成功!

ジス:……駄目です。命中しました。

サブマス:21点ダメージ!

ジス:11点通った。やばい!

サブマス:次、Cの攻撃!

つぐみ:魚座のカードでイニシアチブに割り込みます! ジスを治療します!

 

 本来応急手当は戦闘後にしかできないのだが、今回は2人チームで不利である為、試験的に認める事にした。

 

GM:まず治療が成功するかどうか「治療+知性」で判定して下さい。目標値は10。

つぐみ:(ダイスを振る)11!成功。回復は……13点回復!

ジス:よし! 16点まで回復!

 

 尚、ここでもGMがミスジャッジをしている。回復量を決めるのは「治療+知性」判定では無く「1D+治療技能値」だった。次回から修正するのでご容赦頂きたい。

 

GM:次、行動値10でつぐみとジスの番ですが、つぐみはもう行動したのでジスの番になります。

ジス:ロケットランチャー撃ちます。

GM:エンジン、運転手、ソルジャーABCどれを狙います?

ジス:エンジンを狙います。……17で命中!

GM:こちらは回避失敗。ダメージをどうぞ。

ジス:(ダイスを振る)42点!

GM:こちらの防御点は20点、構造点は60点ですので、22点通って38点残ってます。

ジス:うわー、かなり残ってる!

 

 

 

GM:2ラウンド目、ソルジャーAがジスを撃ちます。……16!

ジス:こっちは11で失敗です。

GM:14点のダメージです。

ジス:やばいやばい!

サブマス:続いてソルジャーBがジスを撃ちます! ……14!

ジス:12で失敗!

サブマス:ダメージは16点!

ジス:6点通った! あと6点で倒れる!

サブマス:最後にCが止めを刺そうとしますが……失敗。

 

 ここで再びつぐみがジスを治療。16点回復する。

 

ジス:ロケットランチャーを捨ててUDARを抜きます。連続射撃でエンジンを狙います。

 

 ここでもGM、ミスジャッジである。「武器を持ちかえて」「銃を撃つ」の2つの行動を行う場合複合アクションとなり、−1状態を受け、更にこのターンの間ゾロ目による振り足しが出来なくなる筈だった。もっとも、ジスは敵3体の集中攻撃を受けていたので、このミスジャッジが結果的にPCを助ける事になった。

 

ジス:1発目……15!

GM:命中です!

ジス:……36点ダメージ!

GM:16点通って22点残りました。

ジス:2発目……13!

GM:達成値が目標値以下ですので失敗ですね。

ジス:くっ!

 

 

 

GM:第3ラウンドです。まずソルジャーAがジスを狙いますが……クリティカル! 18! 1段階大成功!

ジス:命中です!

GM:24点ダメージ!

ジス:14点抜けて残り7点。うおー!

つぐみ:ソルジャーBに蟹座のカードを使います! 敵を1ターン足止めします!

GM:ではBはこのターン行動出来ません。

サブマス:Cがジスを狙いますが……15で成功!

ジス:回避は……15! 同値なので回避成功!

つぐみ:ジスを治療します……16点回復!

ジス:よし全快! 引き続きエンジンを撃つ! クリティカル!……32! 3段階成功!

GM:こっちはクリティカルしない!

ジス:ここで仕留めたい……ダメージは57点!

GM:エンジンをやられ、ハマーは擱座します。戦闘終了と同時にロケットランチャーは使い切った事になります。

ジス:1発しか撃たなかったけどね。

GM:皆さんが女の子を助け起こすと、「バラージの民」のジープが目の前に止まります。「乗れ! 急いで!」

つぐみ:一目散に乗りましょう。

ジス:同じく。

サブマス:パジェロは置いてくの?(笑)

ジス:ああ! 俺のパジェロがあ!(一同笑)

 

 

 

■シーン4:遭遇

 

GM:ジープが発車しようとした時、運転手の肩を流れ弾が掠めます。「くっ! 済まん。運転を頼む!」

つぐみ:私が代りましょう。

GM:すると、1台のハマーが追撃してきます。

ジス:シーン変わったから弾はリロードして良いですよね?

GM:いいです。ここからはマテリアルゲーミングで処理します。

 

OK

+3

+2

+1

−1

−2

−3

OUT

 

 

 

 

PC

ソルジャー

 

 

 

 

GM:皆さんは0地点、ソルジャーは−1地点にいます。目標値10の「操縦+器用」判定に成功すると1マス、大成功すると2マス進みます。射撃の目標はエンジン、運転手、ソルジャーA、Bです。

つぐみ:わかったわ。

GM:では1ターン目、運転手が0地点まで進もうとしますが……失敗(笑)。Aがジープのエンジンに向けて撃って来ます! 目票値はお互いが動いているので+4、1マス離れているので+2で16になります。(ダイスを振る)17! 成功!

つぐみ:命中です!

GM:ダメージは……25! 防御点が20なので5点通りました。

サブマス:続いてBの攻撃……17!

つぐみ:ぎゃあ、失敗!

サブマス:20点!

GM:打ち消しです。

つぐみ:「操縦」判定行きます……10! 成功!

GM:次ジスの番ですが、どうします?

ジス:無駄弾は撃たない。構えるだけ構えておこう。

 

 

 

GM:2ターン目、「操縦」判定は……失敗!(一同笑)

ジス:またか(笑)

GM:2マス離れたので射撃の難易度が18になります。一応Bがつぐみを狙いますが……失敗です。

サブマス:つぐみを撃ちます……15! 失敗!

つぐみ:運転しますよ……16!

GM:1段階大成功で2コマ動けます。

ジス:俺は撃たないので行動放棄します。

 

 

 

GM:さて、3ターン目になりましたのでイベントです。急に雪原がひび割れて、身長40メートル位のクワガタムシみたいな化け物が現れます。

ジス:何じゃそりゃあ!!

つぐみ:虫嫌い! 虫嫌い!

サブマス:キミ達が助けた少女が顔色を変えて叫びます。「じゃ、邪神アンドラー!!」

つぐみ:邪神? アンドラー?

GM:怪物「アンドラー」は咆哮すると、虹色の壁を作りだしてハマーを引きよせて、中のソルジャーごとムシャムシャと食べてしまいます。

つぐみ・ジス:うわああああ!!

つぐみ:あの壁の正体はアイツだったのね!

GM:と言うわけで、ここからハマーをアンドラーに置き換えてマテリアルゲーミング再開です。移動力15なのでこっちが先に動きます。(ダイスを振る)失敗!

つぐみ:ふう。

GM:しかしこいつは移動と攻撃が1回ずつ行えます。でかいキャラクターが行動しているとお考えください。

つぐみ:なるほど。

GM:で、ハマーを狙って「磁力光線」を撃ちます。攻撃力は6D+20ありますよ。

ジス:なにぃ!

GM:ただ距離が離れてるんで目標値が20もあるんですよね……失敗。

つぐみ:クワガタキモイ! クワガタキモイ! ここで成功させて早く逃げ出さないと! ……クリティカル!

GM:OKに到達しましたので皆さんは無事逃げられました。

 

 

 

■シーン5:情報収集〜作戦会議

 

サブマス:やっと一息ついたところで少女が礼を言います。「さっきはありがとう。あたしはサラ。バラージの民の族長をしている。あんた達の名前は?」

つぐみ:私はつぐみ。

ジス:俺はジスと言う。

サブマス:「つぐみにジスね。とりあえずバラージの民の集落へ行きましょう。話はそれから」

ジス:詳しく事情を聞きたい。クワガタの化物が出てくるなんて聞いてないからな。

GM:集落に着くと族長の家に通されます。そこで囲炉裏であったまりながら、シシュケバプという羊肉の串焼きを御馳走になります。

つぐみ:やったー!!

GM:大量に焼いてますので、どんどん皿に盛られて行きます。

つぐみ:ムシャムシャパクパク、ムシャムシャパクパク!

ジス:飛行機の中で大量に食べた筈なのに(笑)

つぐみ:さっきのカーチェイスでエネルギーを全部使っちゃったのよ。

ジス:ま、まあ俺も頂くけどな。

GM:お酒も出してきます。ラク酒というトルコ風葡萄酒が注がれます。

つぐみ:おいしいけど酔っぱらう訳にいかないから、ちょっとだけ貰いましょう。

 

 いや、その前にあなた未成年!(笑)

 

ジス:それで、色々と聞きたい事がある。まずあんたらは何者だ?

GM:この部屋にはサラと一族の老人達が集まっているようです。サラが言います。

サブマス:「改めて助けてくれた礼を言う。ところで貴方達は『青き勇者』なの?」

つぐみ:勇者? では無いです。

ジス:自分の行いを省みると、とても勇者なんて名乗れない(笑)

サブマス:「私達バラージの民は、遺跡に残るバラージの街の子孫なの。代々遺跡を守りながらここで暮して来たわ」

ジス:ふむ。

サブマス:「あの遺跡は『ノアの神』が施した、邪神アンドラーを封印する為の物なの」

ジス:アンドラーってのは、あのクワガタの化物か?

GM:老人の1人が頷いて言います。「バラージの伝説にこうありますのじゃ。『邪神アンドラー、街を襲い人々を食らう。ノアの神、天より降り立ち、邪神を封じ込める。再び邪神が蘇りし時、2人の青き勇者が現れ、ノアの神を呼び出さん』」

つぐみ:なるほど。

ジス:勇者ねえ。

サブマス:「村の皆は、貴方達の事をその青き勇者ではないかと言っているわ。ちょうど2人だしね」

ジス:俺達はそんな立派な人間じゃないぜ。山に登らせろと騒いだり……。

つぐみ:機内食をパクついたり。

ジス:勇者かどうかは置くにしても、あのクワガタの化物を何とかしないといけないって言うのは同じようだ。色々と情報が欲しい。

サブマス:ローズ財団から来た事は話します?

ジス:話しちゃいましょう。あとでこじれるの嫌なんで。俺達の任務は監禁されてるスタッフの救出だ。勿論邪神とやらを何とかするのには協力したいが、スタッフを助けるのが最優先事項になる。そこの所をまず覚えておいて欲しい。

サブマス:そう言わると納得します。「そうか。貴方達はローズ財団の人だったのね」サラは言います。「最初はトルコ政府の許可書を持ったローズ財団の人達が調査依頼をしてきたんだ。あたしたちも話を聞いて、遺物を持ち去らないという条件で協力する事にした。ところがその後やって来たアメリカ人達が問答無用で遺跡を制圧し、遺物を持ち出し始めた。そのせいでアンドラーの封印は解けてしまったんだよ」

つぐみ:なんと!

サブマス:「奴が餌を求めて人里を襲う前に『青い石』を取り戻して、再度封印を行わないといけない」

つぐみ:その「青い石」があれば封印がまた出来るのね?

サブマス:「そう、あの『青い石』は『ノアの神』を呼びだすのに必要な物なの。代々の族長にその方法が伝えられているわ。それさえあれば私でも『ノアの神』を呼び出せる。どうか力を貸して欲しい」

ジス:あんたも命をかける事になるが良いのか?

サブマス:(頷いて)「問題無い。それが代々受け継いできた族長の務め」

ジス:宜しく頼む。握手をしましょう。

サブマス:ほほ笑んで、手を出しましょう。

 

 

 

GM:さて、ここで情報収集が出来ます。アンドラーが何なのか、ローズ財団の情報網で問い合わせるなら目標値10の「情報+社交」判定。自力で考察するなら目標値12の「分析+直感」判定です。

つぐみ:「天才科学者」使えます?

GM:使えますよ。分かるのは次の通りです。「アンドラー」とは、既に存在が確認されているドラゴンの様に、超古代文明の生物兵器ではないかと考えられます。もし、ドラゴンと同等の力を有するなら、現状の装備での撃破は不可能でしょう。「青い石」とはアンドラーを抑える為の、何らかの防衛機構ではないかと推測されます。「ノアの神」はデータ不足により不明。

つぐみ:なるほど。つまり普通にやっつけるのは無理そうね。

ジス:それこそ軍隊を連れてくるべきだろう? 俺はドラゴンスレイヤーになる気なんてねえぞ。

GM:その時、初老の男性とそれを取り囲むように若者の集団がドタドタと部屋に入って来ます。「宇宙生物だよ、君!」

つぐみ:宇宙生物? ぽかーん。

GM:初老の男性は言います。「アンドラーとは宇宙生物。ノアの神とはそれから人類を守りに来た、友好的宇宙人に違いない!」

つぐみ:は、はあ。

サブマス:サラは、ポカーンとする皆さんの様子を面白そうに見ています。

GM:「やあ、ブルーローズの人達だね? セレスティアル・ゲートのマロリーと申します。どうも、どうも」(握手をする)

つぐみ:あ、どうも……。

GM:セレスティアル・ゲートとは、ブルーローズとオーパーツ争奪戦を繰り広げている組織の1つで、アメリカのカリフォルニアで起こったニューエイジ系の新興宗教みたいな連中です。何て言うか電波系なんですね。サブカルチャーと現実の区別がついてないというか。

ジス:ま、まあ、ある意味この世界じゃあ正しいのかも知れないが(汗)

GM:ただ、この人たちの言う事は本当なんです。変身美少女戦士や巨大戦闘ロボットを実際に作り上げています。

つぐみ:何てこったい!

GM:マロリー博士はこの組織の中心的人物です。て言うか皆さんのブラックリストにも載っています。オーパーツ争奪戦の中に堂々と入って来て「この遺跡は公開すべきです!」とか言って、ネットに遺跡の写真とかアップしたりしようとしてきます。

つぐみ:要注意人物じゃないの!

ジス:この人たちは、いったい何を目的に動いてるんですか?

GM:オーパーツの力で、人類を新たな段階へと進化させようとしています。

ジス:一応善意なのか?

サブマス:勿論、真っ直ぐな心底からの善意です(笑)

ジス:うわっ、めんどくせえっ!

GM:何よりタチが悪い事に、他の陰謀組織に対しては「悪の秘密結社」という認識なんですが、ブルーローズに対しては「情報を隠匿しようとする所は合わないが、共に悪の秘密結社と闘う同志達」という認識だったりします。

サブマス:つまり、時と場合によっては協力も可能だったりします。頭の痛い事に(笑)。そんな事をとんと知らないサラは言います。「ああ、このアメリカ人達はこの付近を遭難していたんで保護したんだ。知り合いなの?」

つぐみ:知りません。

ジス:知り合いと言うか、腐れ縁と言うか……。

GM:マロリー博士は「M78星雲」とか、「光の民」だとか良く分からない単語を連発してきます。目標値14の「魔術+知性」に失敗すると、彼の説に縁故1点を割り振って、あらゆる場面で教授の「説」が頭をよぎります(一同爆笑)

 

 「縁故」とは、キャラクターの中で何が重要なのかを表す物である。キャラクターは自分の大事な物に縁故を割り振ってその物に愛着がある事を表現する事が出来る。

 例えばジスは「拳銃の名手」に3点の縁故を持っている。この為、ジスは拳銃の扱いに対してプライドを持っており、それに反する行動(例えば、拳銃を粗雑に扱う等)をする為には「意思」で判定をし、成功しなければならない。

 

ジス:なんてこった!

GM:まあ出会ってしまったので、犬に咬まれたと思って諦めて下さい。

ジス:GMに投げられた(笑)。そ、そうだ。《夢と希望》で振り足せますよね? 2点使って2D増やします!

つぐみ:平目で頑張ります! ……6ゾロで成功!

ジス:……15!

サブマス:よっぽど嫌だったんだなあ(苦笑)

GM:(残念そうに)ちっ、2人とも成功か。マロリー博士が言います。「と言う訳で、共に悪の秘密結社から『青い石』を取り戻そうではありませんか!」で、周りの取り巻きの若者達がパチパチと大盛り上がりで拍手をします(笑)

つぐみ:もういやだ……。

GM:マロリー博士が作戦を提案してきます。セレスティアル・ゲートのメンバーがビデオカメラを持って遺跡の周りで抗議デモを起こします。流石のシュープリームも、カメラを持ったアメリカ市民には銃を向けられません。

ジス:確かに(笑)

GM:その間に皆さんが遺跡に潜入し、教授達の救出と「青い石」の回収を行うという作戦です。

ジス:1ついいか? あんたらは「青い石」をどうしたいんだ?

GM:「無論発表するべきだよ、君! そして、我が地球とM78星雲の友人たちとの、友好の懸け橋にするのだよ!」(一同爆笑)

ジス:ちょっと待て! 発表なんてしたら、シュープリーム以外の奴らも群がってくるぞ!

サブマス:周りの取り巻き達が揃って答えます。「大丈夫です! 話せば分かります!」(一同爆笑)

つぐみ:も、もう駄目だこいつら。早く何とかしないと。

サブマス:「うーん、そこが皆さんにも分かって頂きたい所なんですよねえ。中途半端に隠そうとするから争いになるんですよ。いっそ全てあけっぴろげに公開すれば、そんな事起きなくなるんですよ」(笑)

つぐみ:いや、あの……。

サブマス:(素に戻って)ね? 頭痛くなってくるでしょ? この人たちは本当に心からの純粋な善意で言ってるからね。そこに欲とか何にもないから(笑)

GM:まあ適当に利用して「青い石は割れちゃったんだ。ごめんね♪」とか言えばいいかと。

サブマス:ただこの人たちは100パーセント善意で動いてるから、残念には思っても、それで相手を恨んだりはしないんだな、これが(笑)

つぐみ:は、はた迷惑な(笑)

ジス:凄い集団だ(笑)

サブマス:「今回は残念でした。でもいつか分かってくれると信じているよ。また会いましょう。その時はよろしくね♪」とか言ってきますよ。きっと(笑)

ジス:手に負えねえ。

サブマス:しかし、その作戦にサラは賛同します。「それは良い。一族の戦える者は先程の戦いでほとんど傷を負ってしまったけど、遺跡の中ならば私が案内できる」

ジス:確かに、それくらいしか手はないよな。

つぐみ:発案者が問題だけど。

GM:どうします?

ジス:仕方ない。やってみるか。

つぐみ:それで駄目ならまた手を考えましょう。

 

 

 

■シーン6:潜入

 

GM:ではバラージ遺跡です。物陰に隠れて様子を窺っていると、マロリー博士とセレスティアル・ゲートの面々がジープで乗りつけてきて、バリケードの前で演説を始めます。

サブマス:「オーパーツは全人類の共通財産です!」(一同笑)

ジス:うわー、シュープリームの連中かわいそう(笑)

GM:兵士たちが、なんだなんだと集まって来ます(笑)

サブマス:サラはそれを見て促します。「今がチャンス。裏口があるから、そこから行きましょう!」

GM:では、遺跡の中はマテリアルゲーミングで処理します。

 

OK

+3

+2

+1

−1

−2

−3

OUT

 

 

 

 

PC

 

 

 

 

 

GM:運試しをして頂いて、それに対応したイベントを起こします。良いカードを引けばそれだけ良い事が起こります。基本的には1話と同じですが、今回は追加でイベントが起こる事があります。ではつぐみから。

つぐみ:(カードを引く)ありゃ? いきなり羅喉!?

GM:「道に迷う。1コマ戻る」です。夢と希望1点で振り直せますが?

つぐみ:使います。(カードを引く)水星。

GM:罠を作動させてしまいます。銃弾が飛んできますが(ダイスを振る)失敗。銃弾は勝手にそれて行きました。

ジス:ふう。じゃあ俺が引くぞ。(カードを引く)月。

GM:「何も無し。1マス進む」です。+1地点に着いたのでイベントが起きます。入り口の方から轟音と共にズドーン!ズドーン! という足音と、「ぎゃあ! 化物だ!」という叫び声がします。アンドラーが−1地点に登場します。追いつかれるとゲームオーバーになりますので気を付けて下さい。

つぐみ:出たー!!

ジス:うわー!!

GM:さて、次つぐみ。

つぐみ:(カードを引く)月!

GM:1マス進みます。+2地点に着きましたのでイベントです。囚われていたマッケイン教授らローズ財団発掘スタッフを発見し、救い出す事が出来ました。「助かった! だが急いでくれ! ノアの神とは、生物兵器アンドラーに対抗して作られた防衛用兵器なのだ。奴はそれを知っていてここを襲撃しに来たに違いない。『青い石』が破壊されたら、誰も奴を止められなくなる!」

つぐみ:「青い石」は何処にあるんですか?

GM:OK地点にあります。

ジス:なんてこった! マロリー博士の言う事は本当なのかよ!

 

OK

+3

+2

+1

−1

−2

−3

OUT

 

 

PC

 

 

アンドラー

 

 

 

 

GM:ではジスの番。

ジス:(カードを引く)水星。

GM:罠ですね。目標値は10で……15!

ジス:……13。当たり。

つぐみ:……11。命中!

GM:ダメージは15点!

つぐみ:やばい。倒れる!

ジス:双子座のカードを使用! つぐみを庇う!

GM:では10点ダメージを受けて下さい。

ジス:《夢と希望》1点でダメージを−6しよう。

つぐみ:ごめんなさい。

ジス:いや、カードを引いた俺が悪い。

つぐみ:次こそは(カードを引く)土星!

GM:「シュープリーム兵3人と鉢合わせする。この回は戦闘に費やされ、移動が出来ない。アンドラーが1コマ進む」です。

 

 この戦闘はジスが獅子座のカード(相手ひとりに説得場面を強要する)を使い説得に成功。ノーダメージで切り抜ける。

 

ジス:今度こそ良いカードが欲しい。(カードを引く)太陽!

GM:1マス進む。アンドラーがシュープリームの攻撃に遭い1マス戻る。

サブマス:説得されて戦闘を止めて、ジスが勧めたルートで退避しに行ったら、その先でアンドラーに遭遇しちゃったんでしょうねー(一同笑)

つぐみ:やったー! よし! 私も行くわ!(カードを引く)あ、土星。

GM:戦闘です。

 

 ここでも戦闘になるがGM、サブマス共に目が振るわず、ノーダメージで切り抜ける事が出来る

 

ジス:も、もう戦闘はしたくない。(カードを引く)金星。

GM:防壁。目標値10の「早業+器用」判定に成功すれば進むことが出来る。失敗すると1回休みでアンドラーが進んでくる。

ジス:早業が1。器用が4だ。期待値で行ける筈だが念のため《夢と希望》も使っておく……成功。

 

 

 

■シーン7:決戦

 

GM:遺跡の中心部に辿り着くと、シュープリーム兵に取り囲まれてホールドアップをかけられます。こっちの判定は……16で成功!

ジス:きついな。振っては見るが……14で失敗。

つぐみ:……クリティカルするも……失敗。

GM:では−1状態を受けて下さい。

つぐみ:水瓶座(効果:マイナス状態を打ち消す)のカードを使います!

GM:ではマイナス状態は無しになります。

ジス:あぶねー。マイナス状態でラストバトルはきつい。

GM:アーチボルトが現れます。

サブマス:「そろそろ来る頃かと思いまして。歓迎の準備を整えさせていただきましたよ」

ジス:そんな事してるなら、あのクワガタをどうにかしろよ!

つぐみ:何とかしてくれたら、ストーカー男のあだ名は撤回してあげるわ。

サブマス:何でそんなに上から目線なんです?(苦笑) まあいいや。説得を試みますか?

つぐみ:はい。ここで戦っても共倒れよ。

GM:特に判定は要らないです。アーチボルトは暫し思案した後、言います。

サブマス:「いいでしょう。あなた方を葬るチャンスはこれからもあるでしょうが、確かに我々ではあの怪物を止められない。この時の為にトルコ空軍に爆撃の依頼をしてあります。多少の足止めは出来るでしょう。その間に『青い石』を起動させてください」

ジス:サラに聞きます。ああ言ってるけど、出来るか?

サブマス:サラは頷くと言います。「90秒だけ奴を食い止めてくれ。その間に儀式を行う」

つぐみ:わかったわ。

サブマス:アーチボルトが言います。「幸か不幸か、操縦者がやられたコマンチヘリと対戦車ミサイルがあります。貴方がたが扱えるようなら使って下さい」

GM:ルールを説明します。ここでもマテリアルゲーミングで処理します。

 

OK

+3

+2

+1

0

サラ

 

 

 

アンドラー

 

 

GM:サラはOK地点で儀式を行っています。アンドラーは0地点から毎ターン進撃してきます。アンドラーの生命力は無限ですが、200点のダメージを受けると立ち止り、230点以上のダメージを受けると1マス下がります。アンドラーがOKまで到達するとゲームオーバーですが、9ターン耐え忍ぶと成功です。

つぐみ:なかなかスリリングですね。

ジス:GM、ここでゾディアック・メンバーのユスティナを使ってコマンチより強力な装備を調達してもらえますか?

 

 ユスティナの能力は「調達」。NBC兵器を除くあらゆる装備やサービスを提供してくれる。ただし、提供するのは装備やサービスのみである。例えば提供してもらった戦闘ヘリを操縦して戦うのはPCであり、操縦してもらう事は出来ないのだ。

 

GM:ではユスティナが電話に出ます。「もしもし?」

ジス:済まんが何か火力のあるもんをくれ!

GM:「それだけじゃ分からないわ。大体貴方達、何処にいるの?」

ジス:トルコでクワガタの怪獣と戦ってる!

GM:「はあ?」

つぐみ:まあ、そう言うだろうなあ(苦笑)

GM:それは良いですが、コマンチより強力で雪原でも扱える兵器って何ですかね?

サブマス:F35のB型なんてどうでしょう? ハリアーの後継機だから使えると思うんですけど。さもなきゃ、ヤコブレフのフリースタイルでも。

GM:ではF35BライトニングUステルス戦闘機が運ばれてきます。「米海兵隊からの借り物だから、墜とさずに返してよ」

つぐみ:じゃあ乗り込みます。

ジス:頼むぞ。

GM:ジスにはFOTT対戦車ミサイルが渡されます。シュープリーム兵が次々渡してくれますので弾切れはありません。

ジス:分かった。しかし、まさかの呉越同舟だ!(苦笑)

GM:では戦闘開始です!

 

 

 

GM:1ターン目です。まずアンドラーが、つぐみのF35Bに磁力光線を撃って来ます。(ダイスを振る)11。

つぐみ:13で回避!

GM:つぐみの手番です。

つぐみ:対艦ミサイル撃ちます……9!

GM:それは失敗です。

つぐみ:《夢と希望》で振り直す! 11!

GM:こっちの回避は……11! 回避成功!」

つぐみ:もう一回《夢と希望》を使います! それから振り足しでもう1点使います。(ダイスを振る)……17で命中!

GM:F35BのJSM対艦ミサイルがアンドラーに吸い込まれて行きます。ダメージをどうぞ。

つぐみ:攻撃力は7D+200点。行きます!(ダイスを振る)222点!

ジス:これでとりあえず、これで足は止まったな。俺も対戦車ミサイル撃ちます。……17!

GM:命中。1段階大成功ですので1D足して振って下さい。

ジス:FOTTの攻撃力は7D+25点。(ダイスを振る)57点!

GM:ダメージ累積279で一歩下がります。ただし、ここでアンドラーの外皮が禿げて中からもっと硬い装甲が出てきます。次のターンから足止めで230点、一歩下げる為には260点が必要となります。

 

 

 

GM:2ターン目です。まずアンドラーがつぐみのF35Bを撃ち落とそうとしますが……13で成功!

つぐみ:15で回避!

GM:流石に当たらないか。次、つぐみの攻撃。

つぐみ:《夢と希望》2点つぎ込む……クリティカル!(振り直す)またクリティカル! 28!

GM:こちらは……勿論そんなの出ない。3段階大成功なので3D振り足して下さい。

つぐみ:ダメージは(ダイスを振る)238点!

ジス:これで前進は食い止めた。俺の番だ。《夢と希望》1使って……クリティカル! (振り直す)クリティカル!(更に振り直す)またゾロ目だが、ファンブルしないようにここで止める。35。

GM:こっちは……回避失敗。5段階成功で5D足して下さい。

ジス:ダメージは……56点!

GM:計294点食らってアンドラーは一歩下がります。しかし更に防御力が上がって足止めで240点、一歩下げる為には270点必要となります。

ジス:厳しい!

 

 

 

GM:3ターン目です。アンドラーが磁力光線でつぐみのF35Bを狙います。……10ぴったり!

つぐみ:12で回避! 反撃行きます……お、目が良い。24。

GM:こちらは10。2段階大成功なので2D足して下さい。

つぐみ:ダメージ行きます! ……233点!

ジス:俺の番か。平目で行く! ……14!

GM:こっちは13。命中です。

ジス:45点!

GM:275点ですのでぎりぎりで1歩下がります。防御力の上昇で足止めが250。一歩下げるには280点必要となります。

ジス:だんだん厳しくなってきたな。

 

OK

+3

+2

+1

−1

−2

−3

OUT

サラ

 

 

 

 

 

 

アンドラー

 

 

GM:続いて4ターン目です。

ジス:あと一歩下げれば何とかなりますね。

GM:磁力光線行きます……今度は出目が良い。17!

つぐみ:それはきつい。《夢と希望》1点使って……18!

GM:おお! ではつぐみの攻撃!

つぐみ:(ダイスを振る)低い。11。

GM:こちらは13。回避です。《夢と希望》で振り直します?

つぐみ:いえ、もう《夢と希望》に余裕が無いのでこのターンは諦めます。

ジス:俺も撃たない。

 

 

 

GM:では5ターン目。アンドラーの攻撃! ……14!

つぐみ:……12。ついに命中。

GM:……41点のダメージ。F35の防御点は10。構造点は60ですので、31点通ります。

つぐみ:一気に半分になったわ! ここで何とかしないと。ミサイル撃ちます! 《夢と希望》を使い切ります……20!

GM:……命中です! 2段階大成功なので2D足して下さい。

つぐみ:223点ダメージ!

ジス:あと27点出せればこちらの勝ちだ! 《夢と希望》2点つぎ込みます……クリティカル! ……28!

GM:11で命中。3D足して下さい。

ジス:と言っても固定値が25なので、これで成功です!

 

 

 

GM:では、皆さんがアンドラーを食い止めている間に、サラの儀式が完成します。

ジス:具体的に何が起きるんだ?

GM:サラと「青い石」の方からまばゆい光が放たれて、そこから身長40メートルの光の巨人が現れます!(一同爆笑)

つぐみ:本当にでたー!(爆笑)

サブマス:サラが言います。「ノアの神だ!」

GM:(ファイティングポーズを取って)「ヘアッ!」(一同大爆笑)

サブマス:それを見ていたマロリー博士達は「素晴らしい! あれこそが人類を導く友好的宇宙人に違いなーい!」「予言は本当だった!」「おおおおおおお!」などと大喜びです。

GM:「デヤッ!」光の巨人は手を十字に組み合わせます。するとそこからアンドラーに向けて光線が発射され、それが命中したアンドラーはたちまち爆散してしまいました。

ジス:あんぐり(笑)

GM:「ノアの神」は皆さんの方へとひとつ頷くと、「シュワッ!」と掛け声を残して飛び去ってしまいます。後には割れた「青い石」だけが残されました。

サブマス:その時おっとり刀で駆けつけてきたトルコ空軍のパイロット達は、「何だあれは!?」「鳥か!? 飛行機か!? いや……」と(笑)

ジス:も、もう笑うしかねえや……(脱力しきった笑い)

 

 

 

■シーン8:エンディング

 

GM:皆さんは「バラージの民」の集落へ帰ってくると、村人たちの歓声で出迎えられます。

サブマス:サラが言います「ありがとう。あんた達のおかげで邪神を滅する事が出来た。やっぱりあんた達こそ『青き勇者』だよ!」

GM:すると村人たちから、わあっ! と声が上がります。

サブマス:くっついて戻ってきたセレスティアル・ゲートの連中も、「素晴らしい! やはり伝説は正しかったのです!」と興奮しています。

つぐみ:勝ったけど。あ、頭が痛い(苦笑)

GM:かくして皆さんは、超古代文明の遺産である邪神アンドラーとノアの神の存在を究明し、見事アンドラーを滅する事に成功しました。超古代文明の謎が一つ明らかになり、そして、またそれ以上の謎が深まっていったのでした。

ジス:はははははは(乾いた笑い)

GM:後日セレスティアル・ゲートのホームページを見てみると、「光の巨人は実在した」という記事が写真入りで載ってます。

ジス:なんてこった(笑)

GM:まあ、「ノアの神」の正体が古代の兵器なのか、それとも本当に宇宙から来た使者だったのかは謎ですが(笑)

 

 

 

つぐみ:自分のエンディング前に美蘭を使います。あの巨人は本物?

GM:「本物と出ているわ。ただ、それが何者か、私にも分からない」

つぐみ:やっぱりそうなのね。

GM:だって美蘭が「彼はM78星雲から派遣されてきた……」とか言い出したら嫌すぎるでしょ?(笑)

 

 

 

つぐみ:近所の子供達を集めて怪獣ごっこします。オコジョのこじろうが怪獣役で。

GM:そんなつぐみをリョウトが不安そうに見てます。「つぐみ、何かあったのか?」

つぐみ:ねえリョウト。正義のヒーローは居ると思う?

GM:「つぐみ、熱でもあるんじゃないのか!?」

つぐみ:そうね。あはは。そうだ、今日は肉を食べましょう。奮発よ!

GM:リョウトはますます不安そうに「ほんとに何かあったんじゃないか?」と聞いてきます。

つぐみ:大丈夫よ。ちょっと……いろんな事があって疲れただけよ。そこで子供達に「私はつぐみドンよ! 食べちゃうわよ!」とか言って遊びます。

GM:リョウトは病院のホームページをスマートフォンで調べて、「こう言うのって、何科に相談したら良いんだろう?」とか言ってます(笑)

ジス:つぐみが日常に戻ってこれない(笑)

 

 

 

ジス:俺はユスティナにお礼の電話をして、パジェロに乗り込む前にサラに声をかけます。「で、あんたらはこの後どうする気だい?」

サブマス:「何も変わらないよ。神様は遠くに帰って行ったのかもしれないけど、ここで起きた事は全部本当。これからはこの事を語りついで、今まで通り暮らして行くよ」

ジス:そうか。何か力になれる事があったら相談してくれ。乗りかかった船だ。と言ってパジェロに乗って帰ります。流石に山に登る元気はない。

GM:せっかくの山に登るチャンスなのに(笑)

ジス:とりあえず村に帰って休もう。

GM:と言う訳で、波乱の第3話を閉じたいと思います。お疲れさまでした。

一同:お疲れさまでした。




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